ＮＥＣディスプレイソリューションズは、ＬＥＤディスプレイの新製品「Ｑ2シリーズ」を6月に発売する。屋内用、屋外用で合計5種類をそろえ、従来の「ＦＡシリーズ」などと合わせてさまざまな用途に使えるようラインアップを強化した。
画像の最小単位である画素と画素の間の距離（画素の中心から、隣り合う画素の中心までの距離）を画素ピッチという。新商品は、画素ピッチが屋内用で2.8ミリと3.9ミリの2種類、屋外用で2.8ミリ、3.9ミリ、4.8ミリの3種類の合計5種類をそろえた。
「用途や設置場所にふさわしい適切な機種を選択することで、シームレスな大画面を構成できる」と同社。
ＬＥＤモジュール（部品）はスクエア型を採用。横や縦につなげることで画面の大きさと形を自由にカスタマイズできる。設置場所や演出に合わせてフレキシブルな対応ができる。
屋外用にはＬＥＤ素子への外光の反射を抑えるひさし構造を採用。画面のコントラストを向上させ、映像をより引き立たせる。
「フロント設置」「リア（背面）設置」「ハンギング（吊るし）設置」など、用途に合わせたさまざまな設置方法に対応。
屋外用はマイナス30度から50度までと、温度変化の大きい環境下でも使える。粉じん、雨水の侵入を防ぐ国際規格にも適合している。
屋内用では会議室、エントランス、屋外用では店頭、街頭などでの利用が想定される。
問い合わせは同社ホームページ（https://www.nec-display.com）。
