
旅行情報誌「るるぶ」などを発行するJTBパブリッシングは、菓子メーカーのロッテと組んで、桜の時期の旅行需要を喚起する。ロッテの菓子のパッケージに桜の名所の情報を掲載し、るるぶの公式サイトにも誘導する。ロッテも花見などで食べる菓子の需要を喚起できる。「春紀行」キャンペーンの名称で、3月6日から対象商品が発売される。
新製品を含む菓子6品のパッケージでは、JTBパブリッシングが監修した桜の名所の情報として、秋田県の角館武家屋敷、奈良県の吉野山、熊本県の熊本城など全国20カ所を紹介。全国の開花状況を発信しているるるぶの公式サイト「るるぶ.com」の情報も記載し、検索につながるようにする。
同時に、ロッテの菓子の購入者、JTBパブリッシングが発行する出版物の購入者それぞれに菓子のセットや旅行券などを抽選で贈るキャンペーンを行う。
20日、東京都内で開かれた発表会=写真=には、JTBパブリッシング出版事業本部国内情報部第二編集部の石川泰宏編集長(写真左)、ロッテ商品開発部の荒生均部長(同右)が出席。桜の名所となっている地域などのマスコットキャラクターもPRに加わった。
