JR東日本は、東日本大震災で旅行需要が低迷している東北エリアの観光地や宿泊施設を応援するため、首都圏発びゅう商品「東北応援セレクトパック」を発売した。往復の新幹線や宿泊施設を自由に組み合わせることができ、旅行代金も通常商品と比べ割安にしたのが特徴。
設定期間は7月1日から9月末まで。行きの到着駅と帰りの乗車駅は東北エリアの50駅から選べるようにした。「はやぶさ」は利用できない。宿泊施設は東北6県の259軒を網羅し、旅館タイプは1泊2食、ホテルタイプは朝食のみ。旅行期間は最大14日間延長できる。
「岩手・宮城・山形 古寺を訪ねる四寺巡礼の旅」(2泊3日、9月3日出発)の場合、通常、旅行代金は1人4万500円だが、セレクトパックでは3万5900円となり、4600円安くなると言う。