JR四国は、遊べる空間を備えた列車として好評の「ゆうゆうアンパンマンカー」のデビュー5周年を記念し、外装デザイン、座席シートデザインを一新。リニューアルした同列車の出発式を5日、JR徳島駅で行った=写真。
「ゆうゆうアンパンマンカー」は、02年10月に186系特急形気動車をベースに、車両の半分を座席ルーム、残りをキャラクター遊具を配したプレイルームに改造。季節の臨時列車として「特急うずしお」や「特急剣山」に連結。今年の8月末まで、延べ648日運転、累計41437席を販売した。平日には、貸切、団体などの臨時列車として使用できる。
今回は、車両の外装を昨年デビューした「アンパンマントロッコ」と同色にし、連結の際に統一感が出るようにした。
出発式では、木下典幸JR四国常務取締役鉄道事業本部長、山口義昭徳島市経済部副部長らがあいさつ。「徳島文理大学付属幼稚園」の園児による合唱が披露され、乗務員への花束贈呈、テープカットなどが行われた。