●ワンオペ
ワンオペレーション(ワンマンオペレーション)の略語で、家事・育児・介護などを担う人が1人しかいない状態を指します。
子育ては、とかく夫婦や家庭の問題ととられがちですが、さまざまな制約要因を除外していくことは、企業・職場や地域社会の役割でもあります。子育て支援体制が十分でないことから、女性が子育てと仕事の両立を難しいと感じているのが現実です。
理想とする子供数を持とうとしない理由としては、育児の心理的、肉体的負担に耐えられないという理由がかなり存在しているとされます。
「子供を持ちたい人が持てない状況」を解消し、安心して子供を産み育てることができるような環境を整えることが大切です。
妊娠中の人、お子さま連れのお客さまに対して、もっと相手の立場に立って、必要なサポートをきめ細かく行っていくこと、これは社会がもっと積極的に取り組まなくてはいけない課題の一つではないでしょうか。
介護のシーンも同様です。2019年、介護をする側と受ける側がお互いに65歳以上であることを指す「老老介護」は、全体の59.7%であることが発表されました。2065年には、約2.6人に1人が75歳以上の高齢者となるという推測の中、要介護者や要支援者も同様に増加傾向になると考えられ、介護のシーンでもワンオペが増えてくると予想されます。
介護というと、病院や施設へ入ることをイメージしがちです。
要介護の場合は、病院や介護士のサポートが必要ですが、要支援の場合、正しい知識と技術があれば、「介助」することが可能です。社会が介助をサポートすることができれば、1人が抱える負担を減らすことができるはずです。
超高齢化社会が抱える問題に対して、積極的に関わることは、次世代の負担を減らすことにもつながり、より良い世界をつくるきっかけになるはずです。
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■日本ホテルレストラン経営研究所=ホスピタリティ業界(旅館、ホテル、レストラン、ブライダル、観光、介護)の人材育成と国際交流へ貢献することを目的とするNPO法人。同研究所の大谷晃理事長、鈴木はるみ上席研究員が監修する書籍「~ホスピタリティの先にあるもの~接遇介助士ホスピタントの教科書」が星雲社から発売中。問い合わせは同社電話03(3868)3275。




