私の視点 観光羅針盤
グローバル課題解決を目指すスイスの非営利財団「世界経済フォーラム(WEF)」は9月に日本にとって明暗を分ける二つのランキングを公表した。一つは「旅行・観光開発指数」で日本は世界第1位と評価された(本欄10月19日付参照)。もう一つは「ジェンダーギャップ(男女格差)指数」で日本は世界117位という厳しい評価を受けた。
WEFの「ジェンダーギャップ指数」では政治・経済・教育・健康の4分野で国別の男女格差を数値化し、順位付けがなされる。政治では国会議員・閣僚・行政府首長の男女比、経済では労働参加率・勤労所得・管理職の男女比および同一労働における男女の賃金格差、健康では出生時の性比や健康寿命の男女比、教育では識字率・各種教育就学率の男女比などである。
日本は総合順位で145カ国中117位。先進諸国では最下位、世界全体でも底辺近く。アジアの順位ではフィリピン20位、シンガポール31位、タイ55位、バングラデシュ79位、ベトナム84位、ラオス89位、中国96位、韓国101位、日本117位だ。
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