アラスカ航空グループは10月21日、大阪とシアトルを結ぶ通年運航の直行便を新たに発表した。2027年5月14日(シアトル発)に運航を開始する予定で、シアトル・タコマ国際空港と関西国際空港を結ぶ唯一の直行便となる。ハワイアン航空ブランドのエアバス A330 型機を投入し、週4便で運航する。
大阪―シアトル線の運航概要
アラスカ航空は、2027年5月14日(シアトル発。大阪発は翌5月15日)から、大阪とシアトルを結ぶ新たな直行便を週4便で運航する。
2025年に開設した成田―シアトル線に加え、大阪からの直行便が就航する。日本の利用客にとって、シアトルおよび米国各地へのアクセスが一段と便利になる。
大阪からシアトルを経由し、アラスカ航空が展開する米国内の幅広いネットワークへ移動しやすくなる。米国内の多くの都市から大阪への移動でも、乗り継ぎ時間を短縮できるルートを提供する。
ダイヤは次のとおり。
| 便名 | 路線 | 機材 | 運航開始日(現地時間) | 出発 | 到着 | 運航頻度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AS867 | シアトル(SEA)→大阪(KIX) | A330-200 | 2027年5月14日 | 12:10 | 16:00 | 週4便(月・水・金・日)通年 |
| AS868 | 大阪(KIX)→シアトル(SEA) | A330-200 | 2027年5月15日 | 18:00 | 12:20 | 週4便(月・火・木・土)通年 |
スケジュールは変更される場合があり、関係当局の認可を条件とする。
長期成長戦略「Alaska Accelerate」の一環
今回の新路線は、アラスカ航空グループがよりグローバルで、プレミアムかつ多様なサービスを提供する航空会社への進化を目指す長期成長戦略「Alaska Accelerate」の一環だ。同戦略は、2030年までにシアトルを世界15以上の長距離国際線就航地と結ぶグローバルハブへと発展させることを掲げる。
アラスカ航空は大阪線に加え、仏領ポリネシア・タヒチ島のパペーテとシアトルを結ぶ直行便の新規就航も発表した。大阪とパペーテは、シアトル発の長距離大陸間路線ネットワークにおける8番目、9番目の就航地となる。
シアトル発の長距離国際線ネットワークには、すでにロンドン、東京、ソウル、ローマ、レイキャビクがある。新たに発表されたアテネ、パリへの直行便も加わる。
アラスカ航空の主要ハブであるシアトル・タコマ国際空港からは、北米の103都市・地点への直行便がすでに運航されている。シアトルは米国西海岸最大の航空会社ハブだ。
CEOコメント「これはまだ始まりにすぎません」
アラスカ航空グループの社長兼CEOであるベン・ミニクッチ氏は、次のように述べている。
「私たちは、米国太平洋岸北西部と世界の多くの地域を結ぶ航空会社を目指しています。今回の新路線開設により、シアトルと大阪、パペーテ間のアクセスが向上することを、お客様にも喜んでいただけると確信しています。これはまだ始まりにすぎません。米国西海岸を代表するグローバルな航空会社として成長を続ける中、今後も国際線ネットワークをさらに拡大してまいります」
ハワイアン航空は大阪―ホノルル線就航15周年
アラスカ航空グループ傘下のハワイアン航空は、大阪―ホノルル線の就航15周年を迎えた。同社は2011年から大阪―ホノルル線を運航し、ハワイと日本の長年にわたるつながりを育んできた。
同路線は今後も週7便の運航を継続する。新たな大阪―シアトル線の開設で、大阪と米国を結ぶネットワークがさらに拡充する。
大阪からはホノルルとシアトルの両都市への直行便を利用できる。アラスカ航空とハワイアン航空の統合ネットワークを通じ、目的地や旅程に応じて、シアトルまたはホノルルを経由する選択肢が広がる。
関西エアポートのコメント
関西エアポートの専務執行役員兼最高商業責任者(航空担当)であるファビアン・グルドン氏は、次のように述べている。
「このたびのアラスカ航空によるシアトル路線就航を心より歓迎いたします。特に、アジア路線3番目の就航地として関西国際空港をお選びいただいたこと、大変嬉しく思います。当社では北米路線の拡充に取り組んでまいりましたが、長年就航を待ち望んでいたアラスカ航空路線をお迎えできることを、大変喜ばしく思うとともに、心より感謝申し上げます。関西とシアトルが直行便で結ばれることで、関西と北米との観光・ビジネスの双方における交流がさらに活性化することを期待しています」
ワンランク上の機内体験
大阪―シアトル線には、ハワイアン航空のエアバス A330 型機を投入する。フルフラットになるビジネスクラスのシートや、ハワイアン航空ならではの機内サービスなど、長距離フライトにふさわしいワイドボディ機での空の旅を提供する。
主なサービスは次のとおり。
- 超高速 Starlink Wi-Fi:T-Mobile の協力により、Atmos Rewards 会員は無料で利用できる
- ビジネスクラス:ゆとりあるフルフラットシートに加え、出発前のドリンクサービス、飛行中の軽食、著名なシェフが監修したアジア太平洋地域の料理を取り入れたコースメニューを提供する
- アメニティキット:ハワイのライフスタイルブランド「Noho Home」との提携によるトラベルアメニティキットを、ビジネスクラスおよびプレミアムクラスの客に提供する
- 機内エンターテインメント:新作映画や名作映画約200作品、テレビ番組500作品以上を用意する
- 専用チェックイン・ラウンジサービス:シアトル・タコマ国際空港を利用するビジネスクラスの客に、専用チェックインとアラスカラウンジへのアクセスを提供する
アラスカ航空とハワイアン航空は、旅行体験の向上に向けた投資を続けている。ハワイアン航空の A330 型機では、2028年から新しい機内インテリアの導入を開始する予定だ。
改修では、よりモダンで上質なシートへの投資、客室全体の改装、機内設備やアメニティの刷新などを実施する。長距離路線における機内体験をさらに高める。
アラスカ航空グループについて
アラスカ航空、ハワイアン航空、ホライゾン航空は、アラスカ航空グループの子会社。McGee Air Services はアラスカ航空の子会社だ。
シアトル、ホノルル、ポートランド、アンカレッジ、ロサンゼルス、サンディエゴ、サンフランシスコをハブとし、北米、ラテンアメリカ、太平洋全域の140以上の都市へ運航している。フライトはアラスカ航空とハワイアン航空のウェブサイトで予約できる。
oneworldおよびその他のグローバル提携ネットワークを通じ、Atmos Rewardsで世界1,000以上の目的地への旅行に利用できるポイントの獲得・交換が可能だ。アラスカ航空グループは、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で「ALK」として取引されている。




