ベトナム航空は10月26日、大阪(関西国際空港)―ハノイ線に新たな午後便の運航を開始した。同日、関西国際空港で記念セレモニーを実施した。
従来の週7便に週4便が加わり、週11便体制となる。2026年11月30日からは午後便を毎日運航し、週14便体制へ拡大する。
ハノイを経由した欧州、オーストラリア、インド方面などへの乗り継ぎがより便利になる。観光やビジネス、周遊旅行など、目的に合わせた新たな旅の選択肢を提供する。
ベトナム航空の日本支社所在地は東京都千代田区。日本地区総支配人はゴー・シー・アイン氏。
運航スケジュール
運航期間は2026年10月26日から2027年3月27日まで。使用機材はA321。
- VN338便:ハノイ(HAN)8:30発、大阪(KIX)14:25着
- VN339便:大阪(KIX)15:40発、ハノイ(HAN)19:15着
運航日は毎日で、11月30日からの運航となる。10月26日から11月28日までは月・火・木・土のみの運航。
運航スケジュールや機材は、予告なく変更になる場合がある。
関係者が登壇し、新便の就航を祝う


運航初日の記念セレモニーには、次の3人が登壇した。
- ベトナム航空 日本地区総支配人 ゴー・シー・アイン氏
- 在大阪ベトナム社会主義共和国総領事館 総領事 グエン・チュオン・ソン氏
- 関西エアポート 執行役員 副最高商業責任者(航空担当) 新宮早人氏
登壇者からは、大阪―ハノイ間の利便性向上への期待が寄せられた。ハノイを経由したその先への乗り継ぎの選択肢が広がることで、日本とベトナム、さらに世界各地を結ぶ交流が一層促進されるとの期待も示された。
ゴー・シー・アイン総支配人のコメント
ゴー・シー・アイン日本地区総支配人は、次のようにコメントした。
「2025年7月の大阪―ダナン線の運航再開に続き、このたび大阪―ハノイ線に新たな午後便を就航できることを大変嬉しく思います。今回の新設により、大阪発のお客様に新たなフライトの選択肢をご提供するとともに、ハノイを経由したヨーロッパ、オーストラリア、インド方面などへの乗り継ぎも一層便利になります。ベトナムのナショナルフラッグキャリアとして、また、APEXの5つ星およびSkytraxの4つ星の認定を受けた航空会社として、今後も日本とベトナムを結ぶ路線ネットワークの発展に努めてまいります。日本ならではの『おもてなし』とベトナム航空ならではの温かいホスピタリティを融合させたサービスを通じて、お客様に優れた旅行体験を提供するとともに、両国間の経済・文化交流のさらなる促進に貢献してまいります。」
テープカットで門出を祝う
セレモニーの最後には、午後便の運航開始を祝してテープカットが行われた。ベトナム航空、在大阪ベトナム社会主義共和国総領事館、関係各所の代表者が一堂に会した。
大阪―ハノイ間の新たな空の便の門出を祝うとともに、日本とベトナムの交流のさらなる促進や、国際線ネットワークの拡充への期待を込め、テープにハサミを入れた。出発ゲート周辺は大きな拍手と歓声に包まれた。

テープカットの出席者は、写真左から次の7人。
- 日越堺友好協会 副理事長 加藤敬大氏
- 和歌山県 県土整備部 港湾空港局 局長 新見健吾氏
- 関西エアポート 執行役員 副最高商業責任者(航空担当) 新宮早人氏
- ベトナム航空 日本地区総支配人 ゴー・シー・アイン氏
- 在大阪ベトナム社会主義共和国総領事館 総領事 グエン・チュオン・ソン氏
- 大阪府 政策企画部 戦略調整局長 清水克昭氏
- 兵庫県 土木部 次長 中村浩明氏
初便の搭乗者に記念Tシャツを贈呈
午後便の初便に搭乗した客には、記念品として、ベトナム航空の機内誌「HERITAGE」の表紙をプリントしたオリジナルTシャツを贈呈した。
デザインは全5種類。ハノイ、ベトナムアート、海と夕陽、伝統工芸、少数民族など、ベトナムの多彩な魅力を表現した。
渡すデザインはランダム。どのデザインに出会えるかという楽しみも、初便ならではの特別な体験となった。
ベトナム航空の概要
ベトナム航空はスカイチームアライアンスのメンバーで、1993年にベトナム国営航空会社として設立された。
現在、ベトナム国内22都市、海外39都市を結ぶ計118路線を運航している。使用機材は、ボーイング787-9、ボーイング787-10、エアバスA350-900 XWB、エアバスA320、エアバスA321neoなど最新鋭の機材だ。
日本路線は、東京成田、名古屋、大阪、福岡の4空港からハノイとホーチミンへ運航している。東京羽田からハノイへ、東京成田と大阪からダナンへも就航する。
最新機材の導入と革新的なデジタル化への取り組みが評価され、次の認定や選出を受けた。
- 航空産業の格付け会社Skytraxによる4スター評価
- 「AirlineRatings.com」による2024年世界の航空会社トップ20選出
- APEX(Airline Passenger Experience Association)による2025年の「5スター航空会社」認定
持続可能な開発ソリューションにも積極的に取り組んでいる。世界中の航空会社と協力し、2050年までのネットゼロ排出達成を目指す。
2024年には日本路線の就航30周年を迎えた。今後は、ベトナム独自の文化的アイデンティティを組み込んだ高品質なサービスを提供する航空会社として、アジアを代表する5スター航空会社の地位確立を目指す。




