接遇介助士ホスピタントの知識と技術は、超高齢化社会に伴う、別な問題にも対応していくべきだと考えています。
それは、「介護離職」「ヤングケアラー」「ワンオペ」です。
●介護離職
家族の介護を抱えている労働者が、仕事と介護を両立できなくなる状況を指します。介護者は、とりわけ働き盛り世代で、企業の中核を担う労働者であることが多く、管理職として活躍する人や、職責の重い仕事に従事する人も少なくありません。
介護は、育児と異なり突発的に問題が発生することや、介護を行う機関・方策も多種多様であることから、仕事と介護の両立が困難となることが多いのです。
継続的に介護を行うためには、経済的な負担がかかります。また、介護が終了したあとの生活を視野に入れて考えなくてはいけないため、経済的基盤は重要です。介護に直面しても、すぐに退職することなく、仕事と介護が両立できるようサポートを受けることも考えることは大切です。
企業にとっても、経験を積んだ中核となる人材が、心身ともにストレスを抱え、介護との両立の難しさに悩み、離職してしまうことは、大きな損失になります。
仕事と介護が両立できる社会の実現を目指していくためにも、接遇介助士ホスピタントの存在が一つでも介護者の負担を減らすことができればと願ってやみません。
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■日本ホテルレストラン経営研究所=ホスピタリティ業界(旅館、ホテル、レストラン、ブライダル、観光、介護)の人材育成と国際交流へ貢献することを目的とするNPO法人。同研究所の大谷晃理事長、鈴木はるみ上席研究員が監修する書籍「~ホスピタリティの先にあるもの~接遇介助士ホスピタントの教科書」が星雲社から発売中。問い合わせは同社電話03(3868)3275。




