登別地獄まつり
登別温泉は、北海道を代表する温泉地として国内外から多くの観光客が訪れている。その歴史は古く、江戸時代にはすでに湯治場として利用され、1858年には近江商人の岡田半兵衛が登別温泉への道路を開削したことから本格的な開発が始まった。その後、宿泊施設の整備や交通網の発達とともに発展を続け、現在では北海道を代表する名湯として広く知られている。豊富な湯量と9種類もの泉質を誇る登別温泉は、訪れる人々を癒やし続けている。

露天風呂
◇イベントを楽しむ
1年を通じて地域の特色を生かしたさまざまなイベントが目白押しだ。「登別地獄まつり」は閻魔(えんま)大王が地獄谷から赤鬼、青鬼を従えて温泉街を練り歩く迫力満点の祭り。鬼たちが花火をあげる「地獄の谷の鬼花火」、源泉への感謝を表す「湯まつり」などが開催されている。

登別地獄まつり
◇オニスロを楽しむ
一昨年から登別市のSDGs推進事業の一環として、電動バス「オニスロ」の運行が始まった。環境にやさしい乗り物として温泉街や周辺施設を結び、観光客の移動をサポートしている。コンパクトな車体は温泉街の散策にも便利で、徒歩と組み合わせることで快適に観光を楽しむことができる。環境負荷の軽減と回遊性の向上を両立する、新しい観光の足として活躍している。
◇海の幸を楽しむ
登別市は海岸から8キロほど内陸に位置しているため、温泉だけでなく新鮮な海の幸も楽しむことができる。登別漁港で水揚げされるホッキやサケ、毛ガニをはじめとする北海道ならではの海産物は、市内の旅館・ホテル、飲食店で提供されている。
◇テーマパークを楽しむ
景観のほかにも、家族で楽しめる観光スポットが数多くある。登別温泉の象徴である地獄谷や大湯沼、天然足湯では、火山が生み出した迫力ある景観と四季折々の自然を楽しむことができる。また、のぼりべつクマ牧場では北海道を代表するヒグマの姿を間近に見ることができ、登別マリンパークニクスでは、イルカやアシカのパフォーマンス、人気のペンギンパレードなどが開催されている。
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近年では、カルルス地区をはじめとした豊かな自然環境を生かしたアドベンチャーツーリズムにも注目が集まっており、登別ならではの魅力を体感できる新たな観光スタイルも広がっている。
登別国際観光コンベンション協会は、「登別温泉の天与の資源である源泉をしっかりと守りながら皆さまに愛される持続可能な観光地づくりにまい進していく」と話す。





