新規開業したBEB5門司港by星野リゾート
星野リゾートは7月24日、福岡県初進出となる宿泊施設「BEB5(ベブファイブ)門司港by星野リゾート」(北九州市門司区)を開業した。開業を前に22日、報道関係者向けの内覧会を開いた。
同施設は門司港レトロ地区に立地し、関門海峡を望む眺望を生かした滞在を提案する。コンセプトは「トキメキ海峡ステイ」。地上10階建てで、ホテル部分は3~10階。客室は全119室で、関門海峡を望む海峡ビューとした。
最上階の10階には同ブランド初となる半露天の大浴場のほか、ラウンジ、レストランを設け、いずれも海峡を一望できる。
注目の客室は「テラスつき海峡サウナルーム」。室内に本格的なドライサウナを備え、セルフロウリュでは好みのアロマを選択できる。バルコニーには水風呂と外気浴用チェアを配置し、最大4人まで利用できる。海峡を眺めながら「ととのう」体験を提供する。
ブランドを象徴するパブリックスペース「TAMARIBA(タマリバ)」は9階に設置。飲食物の持ち込みが可能で、24時間自由に利用できる。「居酒屋以上 旅未満」を掲げる同ブランドらしい自由度の高い滞在を演出する。
レストランは、かつて国際貿易港として栄えた門司港の歴史を背景に「Noodle Bar Buffet(ヌードルバービュッフェ)」を展開。日本やアジア各国の麺料理を好みに合わせて組み合わせる体験型ビュッフェを提供する。
三澤咲香総支配人は、北九州市の調査に基づく推計として、門司港には年間約238万人が訪れるものの、宿泊客は少なく、日帰り利用が大半を占める現状を説明。「夕方以降は店舗が閉まり、夜の門司港の魅力に触れる前に帰る人が多い。『門司港は泊まるともっと楽しい』という新たな価値を提案したい」と話した。
メインターゲットは25~34歳を中心とした国内旅行者で、年間客室稼働率80%以上を目指す。
同日、建物1、2階には商業エリア「AMAZING SPOT」も開業。飲食や物販など9店舗が出店し、ホテルとの相乗効果による宿泊客の回遊や滞在時間の延長を図り、門司港エリア全体の活性化を目指す。

新規開業したBEB5門司港by星野リゾート(外観)




