JALとマリオット、会員資格を相互付与 旅行体験強化へパートナーシップ締結


記者会見に登壇したJALの西田氏(中央左)とマリオット・インターナショナルのトゥーミー氏(中央右)

記者会見に登壇したJALの西田氏(中央左)とマリオット・インターナショナルのトゥーミー氏(中央右)

 日本航空(JAL)と米ホテル大手のマリオット・インターナショナルはこのほど、旅行体験のさらなる向上に向けた戦略的パートナーシップを締結した。JALマイレージバンク(JMB)とマリオットのロイヤルティプログラム「マリオット ボンヴォイ」を連携させ、保有する会員資格に応じて双方の会員特典を獲得できる。

 今回の提携では、JMBとマリオット ボンヴォイの両方に登録している会員に、保有する会員資格に応じて同等以上の会員資格を自動付与する「相互ステイタスマッチ」を行う。これまでよりも上位の会員資格を効率よく獲得できるようになる。 

 マリオット ボンヴォイ会員には、搭乗実績に応じて取得でき、上級会員資格の判定に用いるJALの「FLY ONポイント」を会員ステイタスに応じて年間2千~4万ポイントを付与。また、チタンエリート、アンバサダーエリート会員には累積同ポイント数に応じてJMBクリスタル会員以上のステイタスを自動付与する。

 JMB会員には、サファイア会員以上にそれぞれに対応するマリオット ボンヴォイの会員資格を自動付与するほか、ステイタスごとに設けられた一定期間内の宿泊回数の条件を満たすことで、マリオット ボンヴォイのポイントや会員資格を獲得できる。

 JALマイレージバンクの会員数は約4100万人で、マリオット ボンヴォイは世界で約2億8300万人の会員を擁する。今回の提携により、航空、ホテルの垣根を越えたワンランク上の旅行体験が実現し、双方の顧客基盤を生かした送客効果が期待できる。

 14日にJALスカイミュージアム(東京都大田区)で開かれた記者会見で、マリオットのアジア太平洋地区(中華圏を除く)チーフ・コマーシャル・オフィサーのジョン・トゥーミー氏は「今回の提携は、最大の価値を得たいという旅行者のニーズを反映している。空の旅から宿泊滞在まで、シームレスで一貫した(旅の)体験を提供する」と説明。

 JAL執行役員マイレージ・ライフスタイル事業本部長の西田真吾氏は「これまでインバウンド客との接点が少なかった」と課題を挙げ、「われわれが協力することで、これまでにない規模のグローバル戦略が実現できるのではないか」と提携に期待を寄せた。

 【溝部あゆ美】

記者会見に登壇したJALの西田氏(中央左)とマリオット・インターナショナルのトゥーミー氏(中央右)

記者会見に登壇したJALの西田氏(中央左)とマリオット・インターナショナルのトゥーミー氏(中央右)

 
 

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