1 Hotel Tokyo、旬のメロンとカクテルのペアリングコース 「NiNi Bar」で7月20日まで期間限定提供 コーヒーかすをラムに漬け込む”アップサイクル”の一杯も


 1 Hotel Tokyoは6月22日、東京・赤坂のレストラン「NiNi」内のバー「NiNi Bar」で、旬のメロンを主役にしたデザートとカクテル(またはモクテル)のペアリングコース「デザート&カクテル」の提供を始めた。提供期間は7月20日(月・祝)まで。カウンター席限定、各日10名限定という希少なコースだ。

 コースは、デザート3品とドリンク3杯で構成。アヴァン・デセール(プレデザート)から始まり、グラン・デセール、フィニッシュへと続く。同ホテルが重視するサステナビリティの考え方を随所に取り入れているのが特徴で、館内カフェ「Neighbors Café」で抽出後に残るコーヒーグラウンズをラムに漬け込んでデザートカクテルに昇華させるなど、”アップサイクル”の発想をドリンクと料理の両面に生かしている。

 料金は平日6,500円、土日祝7,500円(税・サービス料込み)。前日20時までの要予約。提供時間は14時から、ラストオーダー19時。

メロンの甘さをさまざまな手法で表現した3品3杯

 コースの第一皿となるアヴァン・デセールは、「みつばちファームの蜂蜜でコンポートしたメロンと柑橘のシャーベット」。これに合わせるペアリングドリンクは、メロン、バニラシロップ、ソーダを組み合わせた”大人のメロンソーダ”をイメージした一杯だ。メロンゼリーの食感をアクセントに加え、「爽やかな甘みと軽やかな飲み口でメロンの瑞々しさを引き立てる」(ホテル発表)。アペリティフを思わせる、コース入口にふさわしい仕立てとなっている。

 続くグラン・デセールは「メロン&ハーブティーのパルフェ」。ペアリングドリンクにはカモミールやレモングラスをベースにした爽やかな味わいのドリンクが添えられる。「パルフェに使用したハーブの香りと呼応しながら、すっきりとした余韻を演出する」(同)。デザートとドリンクの香りを連動させ、一体感のある体験を構築している。

 コースの締めくくり、フィニッシュには「NiNi Bar スフレ」が登場。そのペアリングドリンクこそが、館内のカフェ「Neighbors Café」でコーヒー抽出後に残るコーヒーグラウンズをアップサイクルしたデザートカクテルだ。「抽出後も豊かな香りや風味を残すコーヒーグラウンズをラムに漬け込むことで新たな味わいへと昇華させた、コースの締めくくりにふさわしい一杯」(同)と説明されている。本来であれば廃棄される素材に新たな価値を与えるアプローチは、同ホテルが掲げるサステナブルな姿勢を体現するものといえる。

 なお、すべてのドリンクはカクテルとモクテルの両方が用意されており、アルコールの有無を問わずそれぞれのデザートとのペアリングを楽しめる。

アップサイクルとサステナブル素材への配慮

 本コースのサステナビリティへの取り組みは、フィニッシュのドリンクにとどまらない。廃棄予定のレモンや副産物を活用したサステナブルなレモン素材「スド・レモン」を採用。さらに、館内で展開するアフタヌーンティーで使用した果実や食材の一部もアップサイクルし、デザートやドリンクとして再活用している。

 1 Hotel Tokyoは「美味しさとサステナビリティの両立を目指した」と表明。自然との調和を大切にしながら、ゲスト体験の中でサステナビリティを身近に感じてもらえるよう、今後もさまざまな取り組みを行っていくとしている。

郷治文武シェフと藤田詩音が共同開発

 本コースは、1 Hotel Tokyoのエグゼクティブペストリーシェフ・郷治文武と、アシスタント ビバレッジ マネジャー・藤田詩音が協働して開発した。

 郷治シェフは神奈川県・鎌倉出身。国内外のラグジュアリーホテルや名門パティスリーで研鑽を積んだパティシエで、1 Hotel Tokyoのエグゼクティブペストリーシェフとしてホテルの製菓部門を統括している。直近では富士スピードウェイホテル(アンバウンド コレクション by Hyatt)でペストリーシェフを務め、アフタヌーンティー、宴会、レストラン、ブティック商品に至るまでホテル全体のスイーツ開発に従事した。

 ベルギーではパティシエのピット・ファヴェール氏のもとで修業を積み、名門「Patisserie Damme」でシェフパティシエとしてのキャリアを築いた。フランス、ドイツ、ベルギーへの滞在を通じてクラシックな菓子文化への理解を深め、日本の素材や美意識を掛け合わせ現代的な感性で昇華させる独自スタイルを確立。チョコレートのアートピースでは国内の製菓コンクールで複数の受賞歴を持つ。食材の背景や生産過程にも配慮し、食材を無駄なく活かす工夫を通じて環境や社会に寄り添う製菓づくりを実践している。

 藤田詩音はカナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー生まれのバーテンダー。カナダと日本で10年以上にわたり、レストラン、カクテルバー、ラグジュアリーホスピタリティ施設での経験を積んできた。バンクーバーを代表するレストラン「CinCin Ristorante + Bar」「Elisa Steakhouse」「Boulevard Kitchen & Oyster Bar」などでバーテンダーおよびマネジメント業務に従事した経歴を持つ。

 日本の食材や四季の移ろいから着想を得たドリンクづくりを得意とし、クラシックな技法と現代的な感性を掛け合わせたカクテルを提案している。カナダのライフスタイル誌『Taste Magazine』の「Bar Star」特集に2度取り上げられたほか、「CinCin Ristorante + Bar」在籍時には『Vancouver Magazine』の「Platinum Wine List」に選出される評価の維持にも貢献した。Court of Master Sommeliers、Wine & Spirit Education Trust(WSET)、Society of Wine Educatorsで学びを深め、スピリッツやワインに関する専門知識を持つ。現在は1 Hotel Tokyoのアシスタント ビバレッジ マネジャーとして、季節の素材やストーリーを取り入れたドリンク開発を通じてゲスト体験の創出に取り組んでいる。

1 Hotel Tokyoとは

 1 Hotel Tokyoは2026年3月に開業したサステナブルラグジュアリーホテル。東京都港区赤坂に位置し、総支配人は小南正仁氏。客室は全211室(ペントハウス&スイート24室、ユニバーサルルーム5室を含む)で、38〜43階、1階、地下1階に展開する。料飲施設としてレストラン1店舗(個室3室含む)、カフェ1店舗、バー2店舗を備えるほか、オリジナルグッズショップ、宴会場、フィットネスジム、スパ、インドアプールも有する。廃棄物の90%再利用を目指す運営と、都市の中心で自然を感じるデザインが特徴だ。運営会社はMT&SHホテルマネジメント合同会社。

 親ブランドである1 Hotelsは、「自然からインスピレーションを受けたミッション主導型のラグジュアリーライフスタイルホテルブランド」として、持続可能なデザインと建築、卓越した快適性、比類ないホスピタリティの融合を追求している。「世界を旅する人々こそ、その世界を大切にすべきだ」というシンプルな思想をブランドの原点に置く。2015年に米・フロリダ州マイアミ・サウスビーチとニューヨーク州マンハッタン・セントラルパークで最初の2施設をオープン。その後、ブルックリン、ウエストハリウッド、トロント、サンフランシスコ、ナッシュビル、カウアイ島、ロンドン・メイフェアなどへ展開を続け、2025年にはシアトル、メルボルン(オセアニア初進出)、コペンハーゲン(北欧初進出)にも開業した。現在、カボ・サン・ルーカス、パリ、クレタ島、オースティン、リヤド、サン・ミゲル・デ・アジェンデでも新規開業に向けた準備が進行中だ。一部施設はMICHELIN Key(ミシュラン・キー)の認定も受けている。

デザート&カクテル「デザート&カクテル」の提供期間は2026年6月22日(月)から7月20日(月・祝)まで。提供時間は14:00〜ラストオーダー19:00。場所はNiNi Bar(カウンター席限定)で、1日10名限定。料金は平日6,500円、土日祝7,500円(税・サービス料込み)。予約は前日20時までに公式ウェブサイト(https://www.1hotels.com/ja/tokyo/do/events/dessert-cocktail-pairing)から受け付ける。

 
 

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