Trip.comは6月12日、今夏に北米で開催される国際スポーツイベント期間中の旅行予約動向を発表した。
同社の予約データによると、日本人旅行者による大会開催都市への航空券予約数は、大会前半期間において前年比250%増となり、調査対象市場の中で最も高い成長率を記録した。
さらに、日本人旅行者は複数都市を周遊する割合や予約の早さでも他国を上回り、国際スポーツイベントを目的とした旅行需要の高まりが明らかになった。
航空券予約数の伸び率、日本が調査対象国でトップ

航空券予約数の伸び率ランキングでは、1位が日本、2位がドイツ、3位がオーストラリア、4位がスペイン、5位がフランス、6位が韓国となった。
日本が前年比250%増という突出した成長率で首位に立ち、ドイツ、オーストラリアがそれに続く格好となっている。
大会開催都市への需要については、日本人旅行者による航空券予約が最も多かった都市はダラスだった。一方、大会後半期間ではロサンゼルスが最も人気の目的地となっている。
30%以上が複数都市を周遊、10%が複数開催国を横断

グループステージ期間中、日本人旅行者の30%以上が2都市以上を訪問する旅程を予約しており、調査対象市場の中で最も高い周遊率を記録した。
また、大会期間中に日本人旅行者の約10%がアメリカ、カナダ、メキシコの複数開催国を横断して移動しており、試合観戦を中心とした広域周遊旅行の傾向が見られた。
メキシコの開催都市への需要も急速に高まっている。モンテレイではホテルの予約数が前年比40倍超、グアダラハラでは10倍超、メキシコシティでは150%増加した。
日本、韓国、オーストラリアからの旅行需要が、メキシコを含む北米周遊旅行を後押ししているという。
旅行計画の早さも世界トップ 決勝Tでは127日前から予約

旅行計画の早さランキングでも、日本が1位を獲得。2位ドイツ、3位オーストラリア、4位スペイン、5位フランス、6位韓国と続いた。
大会前半と決勝トーナメントでは、予約行動に興味深い違いが見られる。大会前半では航空券の予約リードタイム(予約から出発までの日数)が80〜95日であるのに対し、7月に行われる決勝トーナメントでは96〜127日前から予約が行われている。
決勝トーナメント向けの旅行者は、6月の大会前半の旅行者よりもさらに早い段階から計画を進めていることになる。
Trip.comは「日本は世界の中でも最も早く観戦旅行の計画を進めている市場であることがわかり、日本人旅行者が早い段階から航空券や宿泊施設を確保する傾向がみられた。こうした結果から、代表チームの活躍への期待を背景に、早期に旅行計画を立てる旅行者が多いことがうかがえる」としている。
滞在日数は最短 グループステージ平均8日、「短期集中型」の旅行スタイル
一方、旅行日数を見ると、日本人旅行者はグループステージ期間で平均8日間、決勝トーナメント期間で平均11日間と、調査対象市場の中で最も短い滞在日数となった。
滞在日数ランキングでは、1位がスペイン、2位がオーストラリア、3位が韓国、4位がフランス、5位がドイツ、6位が日本という結果だ。
Trip.comは「限られた休暇の中で試合観戦を中心に旅程を組む、日本人ならではの効率的な旅行スタイルがうかがえる」と分析している。
計画の早さと周遊率は調査対象国トップでありながら、滞在日数は最短という対照的な結果が、日本人旅行者の特性を鮮明に映し出している。
Trip.comは、48の国と地域の27言語および44の現地通貨に対応した国際的なワンストップトラベルサービスプロバイダー。世界220の国と地域にある170万軒以上のホテルと、3,500の空港を発着する680社以上の航空会社のフライト、そして30万以上のアトラクションや現地ツアー商品を網羅したネットワークを有する。24時間年中無休の多言語カスタマーサービスに加え、エジンバラ、東京、ソウルにカスタマーサービスセンターを設置している。





