小西さん
どの部署からも信頼される存在目指す
――働き始めた経緯は。
「着物を着た仕事への強いあこがれがあり、旅館への就職を考えていました。両親や親戚が有馬グランドホテルのファンで、素敵なホテルだと聞いていました。候補の一つとして1人でこっそり見学しに来たのですが、シャンデリアの素晴らしさと働いている方がつくる温かみある雰囲気に触れ、ここで働きたいと思うようになりました」
――今の仕事内容は。
「ロビー階のラウンジを担当しています。最近はパフェなどの季節商品の開発にも取り組ませてもらっています。地産地消にもこだわっているので、地元食材を探し出して組み立てるのが大変でした。春は『まぼろしのイチゴ』ともいわれる地元産の『二郎いちご』と当館オリジナルの金泉塩チョコレートなどを組み合わせたパフェを作り、楽しんでいただきました」
――旅館で働く魅力はどういった点でしょうか。
「おもてなしという日本の文化的なところにも触れられるような温かみがあるところ、人に寄り添った心のこもったサービスができるところは旅館ならではだと思っています。それは先輩方を見ても感じることです。当館のコンセプトである『人生を共にするホテル』というのを皆さんとても大事にしておられます。何世代にもわたってお越しになるお客さまが多い中で、ずっと勤められている方などは、お客さまの成長を一緒に見ながら年を重ね、共に思い出話をされている。そういう経験はなかなかできないですよね」
――今後どのように働いていきたいですか。
「まだ具体的な目標はないのですが、職場にも仕事にも誇りを持てていますし、それはありがたいことだと強く思っています」
「最近、余裕があれば客室の仕事の手伝いなどに行かせていただいているのですが、いろいろな方と一緒に仕事をしてやり方を覚え、自分の世界を広げていきたいです。また話すことで信頼関係ができると思っているので、いろんな方と関わることでどの部署の方からも信頼される人になりたいですね」

小西さん




