鉄旅オブザイヤー、最高賞にクラブツーリズム 「DMV」に乗車、四国一周


グランプリの受賞者と吉田実行委員長(左端、日本旅行社長)

グランプリの受賞者と吉田実行委員長(左端、日本旅行社長)

 優れた鉄道旅行商品を表彰する第15回「鉄旅オブザイヤー」の結果発表・表彰式が15日、鉄道博物館(さいたま市大宮区)で行われ、最高賞のグランプリをクラブツーリズムの四国周遊商品が受賞した。「夢の鉄道旅行」を考えてもらう一般部門の「ベストアマチュア賞」も決まった。

 JR各社、旅行会社などで組織する同イベントの実行委員会(委員長=吉田圭吾・日本旅行社長)が主催。旅行会社が主催する鉄道を利用した募集型・受注型企画旅行の中から、「企画性」「オリジナリティ」「コストパフォーマンス」など六つの審査項目をもとに実行委員会メンバーと11人の外部審査員(委員長=山口昌彦・月刊「旅の手帖」編集長)が審査、表彰するもの。

 今回は昨年1~12月に催行された鉄道旅行商品を募集。89点の応募があった。

 事前の審査で「優秀賞」3点を決定。これら3点について表彰式の当日、旅行を企画した担当者らのプレゼンテーションをもとに審査員が投票。得票数の多かった商品をグランプリとした。

 グランプリを受賞したクラブツーリズムの商品は、鉄道と道路の両方を走行する世界でも珍しい阿佐海岸鉄道の「DMV(デュアル・モード・ビークル)」をはじめ、さまざまなローカル列車に乗車し、四国を一周するもの。「ローカル鉄道の潜在的な魅力を伝える企画」となっている。

 クラブツーリズムの山野井眞史氏は「商品の企画は鉄道会社、関係機関の皆さまのお力添えがあってこそ。これからも日本各地の鉄道の魅力、地域の魅力を伝えられる商品を作りたい」と語った。

 優秀賞のほかの2点は、阪急交通社が企画した日本最南端の枕崎駅から最北端の稚内駅までの列車旅と、日本旅行が企画した同社の創業時の列車旅を再現させたツアー。

 一般消費者らに「夢の鉄道旅行」を考えてもらう一般部門は55点の応募があり、最高賞の「ベストアマチュア賞」を、家族が栃木県那須で鉄道カフェを営む橋本ちひろ氏の作品に決まった。

 受賞者と受賞商品・作品は次の通り(敬称略)。

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