小田急、手話通訳オペレーター介した旅客案内開始へ 鉄道業界で初 16駅と問い合わせページ内に導入


 小田急電鉄(東京都新宿区)は4月16日、聴覚や発話に困難のある人に対して、係員が手話通訳オペレーターを介して通話案内できる「手話リンク」を、小田急線内16駅に導入した。同社公式サイトの問い合わせページにもリンクを設置し、駅利用中以外の問い合わせにも対応する。鉄道業界では初の取り組みで、今後は利用状況を踏まえながら導入駅を順次拡大する。

 「手話リンク」は、日本財団電話リレーサービスが提供するオンラインサービス。手話通訳オペレーターが聴覚や発話に困難のある人と健常者の間に入り、「手話」と「音声」を通訳しながらその場での会話を可能にする。事前登録などは不要で、カメラを搭載したパソコンやスマートフォンなどがあれば、無料で利用できる(インターネット通信料除く)。

 導入駅は、遠隔操作可能な機器・設備のある16駅(南新宿、梅ヶ丘、百合ヶ丘、五月台、黒川、はるひ野、唐木田、玉川学園前、開成、栢山、富水、螢田、足柄、東林間、南林間、本鵠沼)。構内のカメラなどを使い、駅係員が遠隔で利用客の状況を確認しながら案内する。利用方法は、各駅の改札口付近に掲出する2次元コードから手話リンクにアクセスする。接続するとテレビ電話機能が起動し、手話通訳オペレーターによる手話を介して係員とコミュニケーションが取れる。

 同社公式サイトの問い合わせページ「チャットボット・問い合わせ」(https://www.odakyu.jp/help/)には、手話リンクのロゴが掲載されたバナーを設置。クリック・タップすると、手話リンクにアクセスできる。

 対応時間は、駅では初電から終電まで、問い合わせ専用ページでは午前9時から午後4時50分まで。なお、聴覚や発話に困難のある人に対してこれまで提供していた筆談器は、今後も全駅で配備を継続する。

今回使用するサービスの利用フローイメージ(画像提供元:総務大臣指定 電話リレーサービス提供機関一般財団法人日本財団電話リレーサービス)
今回使用するサービスの利用フローイメージ(画像提供元:総務大臣指定電話リレーサービス提供機関 一般財団法人日本財団電話リレーサービス)

駅設置二次元コードイメージ
駅設置2次元コードイメージ

 
 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第39回「にっぽんの温泉100選」発表!(2025年12月15日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2025年度「5つ星の宿」発表!(2025年12月15日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第39回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング 」(2026年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト50を発表!

2025年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング」(2026年1月12日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒