11月5日の国際デー「世界津波の日」に合わせ、世界25カ国の高校生約150人が「若き津波防災大使」として来日した。11月7、8日に開かれた「『世界津波の日』2017高校生島サミットin沖縄」に参加し、日本の高校生とともに日本の津波の歴史や地震、津波などの防災、減災の取り組みを学んだ。
若き津波防災大使と高校生島サミットは、各国で地震や津波による影響を最小化し、国土強靭化を担う将来のリーダーの育成を目的とする。世界津波の日の啓発イベントは、昨年11月25、26日に高知県黒潮町で開催された「『世界津波の日』高校生サミットin黒潮」に続いて2回目となる。
若き津波防災大使のプログラムは、外務省の「日中植林・植樹国際連帯事業」によって実施する「日中青少年等交流事業」の一環としてJTBコーポレートセールスと日中友好会館が実施した。
沖縄県は1771年の八重山地震による大津波で多数の犠牲者が出た。地震大国の日本では地震や津波はいつ起こるとも知れない。観光地でもその万全の備えが求められている。