建材メーカーの東リ(兵庫県伊丹市)は、抗ウイルス対応の長尺ビニール床シートを26日から販売。宿泊施設に安全で安心できる生活空間づくりを提案する。
対応商品は、昨秋販売で、医療・福祉施設を中心に、広く導入されている同ビニール床シートの「ホスピリュームNW」「SFフロア」などの4品目に加え、新規の「ホスピリュームNW」「SFフロアNW」などの7製品に抗ウイルス性能を付与した。
SIAA(抗菌製品技術協議会)の安全基準を満たした点も特徴で、常備在庫品で展開するという。
ほかにも、シートと同じく、抗ウイルス機能を有した壁紙や、フィルム抗菌、汚れ防止に対応した機能性壁紙などを拡充した。
同社は、1919年の創業以来、抗菌、消臭、防汚などの機能を付与する技術で、多くの内装材を製品化している。
ビニール床シートの設置イメージ