「KOTOBAL」のロゴ
AI電話通訳サービス リアルタイムで翻訳対応
コニカミノルタジャパン(東京都港区)は情報機器、ヘルスケア、センシングといった複数の事業を展開するコニカミノルタグループの国内事業会社に位置付けられる。さまざまな業種・業態のそれぞれの特性に応じたソリューションを提供、ビジネスにおける課題を「見える化」し、これらの課題を解決している。
同社は、7日からアクセスサッポロで開催される「観光・ホテル・外食産業展―HOKKAIDO2026―」(ブース番号158)で、多言語通訳サービス「KOTOBAL(コトバル)」をはじめ、「KOTOBAL AI電話通訳サービス」など、宿泊市場のインバウンド接客を支えるソリューションを出展する。
北海道は欧米圏のスキー客をはじめ、韓国・台湾・香港からのリピーター客、そして近年増加している東南アジア圏まで、対応が求められる言語の幅が特に広い地域に位置づけられている。
また、都市部に比べて宿泊施設が広域に点在するこの地では、多言語対応人材の確保・配置がより難しいという。「これらを契機に、冬季インバウンドシーズンを目前に控え、宿泊現場では受け入れ体制の整備が急務になっていることから、昨年に引き続き出展に至った」と同社。
今回展示するKOTOBALは、第10回「ジャパン・ツーリズム・アワード」(審査委員長=本保芳明・一般財団法人アジア太平洋観光交流センター理事長)の審査委員特別賞を受賞するなど、高い評価を受けている独自開発のサービス。
宿泊施設の多言語対応を、スタッフ個人の語学力に依存する属人的業務から、誰もが安定して対応できる観光受け入れインフラへ転換することを目的とする。
宿泊予約の問い合わせが入る宿泊前の外線電話をはじめ、宿泊中の内線電話・対面でのコミュニケーションなど、KOTOBALは宿泊客との接点が生じるあらゆる場面を一気通貫で支える。すなわち、旅マエ、旅ナカ、旅アトのインバウンド対応を一貫してサポートする点が最大の特徴。
また、災害発生時の避難誘導を担う防災放送、蓄積した会話データの分析・活用を行うことができる。
観光・ホテル・外食産業展―HOKKAIDO2026―の中でも「KOTOBAL AI電話通訳サービス」のデモンストレーションを実施予定。既存の固定電話にかかってきた外国語の電話を、パソコン画面上にリアルタイムで日本語に翻訳表示する。スタッフは外国語を話すことができなくても、AIによる翻訳で外国語の音声を届けることができる。専用回線や電話転送は不要で、既存の固定電話のまま内線・外線を問わず数分で導入できるのが大きな特長。
「昨今、都市圏を中心に訪日外国人旅行者が急増していることを背景に、旅館・ホテルの現場では慢性的な労働力不足に悩むと同時に、インバウンド対応への負担が大きな課題となっている。特に宿泊予約に関する問い合わせをはじめ、英語での電話対応の割合が増加している施設も存在する。英語での接客に慣れているスタッフであっても、電話口で早口の英語やなまりのある英語で話されると聞き取ることが難しいケースも多い」と同社。このAI電話通訳サービスはこれらの課題を解決する。
主な特徴は、①専用回線や電話転送が不要で、既存の固定電話を用いて内線・外線を問わず簡単に利用できる②外国人客の英語をリアルタイムで日本語表示することで、スタッフが安心して顧客の要望を把握できる―など。
導入施設のスタッフからは「海外ゲストの話す内容を即座に文字起こしし、日本語に翻訳してくれることで、内容を十分に理解し、要望に応えられるようになった」との評価を得ている。
観光・ホテル・外食産業展―HOKKAIDO2026―では終日デモを行う。
ほかにも、透明ディスプレイ越しのリアルタイムAI通訳によるフロントでの対面対応、あらかじめ登録した避難・誘導アナウンスを多言語で再生する防災放送機能なども同時に展示する。
「お気軽にブースに足を運んで、実際に触れて、使い勝手を体感していただきたい」(同社)。






