「骨太の方針」に「温泉」明記 ユネスコ無形文化遺産へ


「登録実現への重要なステップ」

 政府が閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2023」(骨太の方針)の観光政策の部分に、「温泉」や「旅館」が日本固有の観光資源、文化資源であることが記載された。直接的な表現ではないものの、「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産への登録を目指す民間や地方の動きを踏まえた記述とみられる。登録を応援する知事の会事務局長の山本一太群馬県知事は、「骨太の方針」への記載は登録実現への「重要なステップ」として歓迎するコメントを出した。

 「骨太の方針」の「インバウンド戦略の展開(持続可能な形での観光立国の復活)」の中に、「わが国固有の温泉・旅館・食・文化・歴史などの観光資源・文化資源の連携による磨き上げを図る」と盛り込まれた。また、「新たな観光コンテンツの創出」に関する記述に注釈が付けられており、「温泉等の持続・発展のための関係団体による調査研究や情報発信への協力」が施策に含まれることが明記されている。

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