香川県の旅館組合や酒造組合でつくる「うどんに合う酒を考える会(さぬき飩呑会)」は10月22日、香川県社会福祉総合センター(香川県高松市)で純米酒「さぬきよいまい」とうどんに合う料理の試食会を開いた。旅館やホテルなど6団体の料理人が12品のオリジナルメニューを発表。業界関係者らが味わった。
魚のすり身にうどんを練り込んだしんじょや、磯辺揚げ、香川県の特産畜産物「讃岐牛」「讃岐夢豚」「讃岐コーチン」などを使ったサラダなど、地元の食材を生かした料理が並んだ。料理は各施設で提供されるほか、11月に東京で開催されるイベント「さぬきうまいもん祭り」にも出品される予定。
同会は、県内の食文化を全国に発信し、観光客を呼び込もうと2010年に発足。会長を務める三矢昌洋・香川県ホテル旅館生活衛生同業組合理事長は「今回の料理メニューと地酒で宿泊客の増加につながるよう期待している」と話している。
試食会の様子