
富士山などを描いた賞品のレジャーシート
静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合(加藤昌利理事長)はこのほど、2月23日の「富士山の日」に合わせて「富士山の日お宿キャンペーン」を始めた。1月20日から3月31日までの期間中、組合員旅館・ホテル(737軒)に宿泊し、クイズに答えた人の中から抽選で宿泊割引券1万円分やオリジナルグッズをプレゼントする。
特製の応募はがき5万枚を作成し、傘下の組合員旅館・ホテルに配布。宿泊客に回答を募っている。
はがきに記載されているクイズは「現在、富士山が描かれているお札は?」で、千円札か5千円札かの2択。回答者の住所、氏名、電話番号、生年月日ほか、「よりよいサービスを提供するための参考に」と、「宿泊費、1人あたりのご予算は?」の回答も募っている。
クイズの答えなどを記入して応募した人の中から、抽選で10人に同組合加盟施設で使える宿泊割引券1万円分をプレゼント。また同30人に、富士山や県の名産品をデザインしたキャンペーンオリジナルのレジャーシート(横900ミリ×縦600ミリ)をプレゼントする。
応募はがきの配布ははがきがなくなり次第終了。抽選は4月上旬、当選者への賞品の発送は4月中旬に行う。宿泊割引券は4月20日から7月31日まで利用が可能になるよう調整中。
富士山の日は「県民が富士山について学び、考え、想いを寄せ、富士山憲章の理念に基づき、後世に引き継ぐことを期する日」と、県条例で2009年に制定された。
同県旅組では世界文化遺産の富士山や富士山の日の周知拡大を目的に2015年からキャンペーンを実施。1回目は1743通、2回目は1690通の応募を得ている。