近畿日本ツーリスト首都圏（ＫＮＴ首都圏）と日産自動車は1日、共同で企画、商品化した、電気自動車（ＥＶ）を活用した旅行商品「‘Ｅ’Ｖａｃａｔｉｏｎ（いい休暇）」の販売を開始した。設定期間は9月16日から12月30日出発まで。ウィズコロナ時代の旅として、プライベート空間で空気の奇麗なリゾートを案内する。
企画は、日産自動車が推進するＣＯ2排出ゼロの電気自動車を活用してゼロエミッション社会の実現を目指す「ブルー・スイッチ活動」と、ＫＮＴが多様な顧客ニーズに応える新しい「ｗｉｔｈコロナの旅行プラン」造成への取り組みで、両者が賛同して実現したもの。
旅行商品は、日産自動車が展開するカーシェアリングサービス「ＮＩＳＳＡＮ ｅ―シェアモビ」を利用し、電気自動車用充電器が設置してある旅館・ホテルに宿泊するというもの。
出発は、神奈川県内のＮＩＳＳＡＮ ｅ―シェアモビステーション（33カ所）。宿泊施設は、神奈川県は2軒（龍宮殿〈芦ノ湖畔蛸川温泉〉、箱根高原ホテル〈芦ノ湖畔湖尻高原〉）、静岡県内が1軒（日本平ホテル〈静岡市〉）。旅行代金は大人1人1万4800円から。
「今回の協業を機に、地球温暖対策を含む環境活動の推進や、コロナ禍での観光業活性化に向けた取り組み、地域社会の支援を共に推進する」と関係者。
