親湯温泉は、CO2濃度を使った3密状態確認システムを導入した。
【概要・背景】
親湯温泉では、30項目以上からなる「独自の衛生・消毒プログラム」を導入するなど、以前より新型コロナウイルス及び感染症対策に徹底的に取り組んで参りました。お客様にもご滞在中、大浴場などのパブリックスペースにおいて3密を避けた利用を呼びかけておりました。しかし、3密といっても、今まで明確な基準がなく、個人の感覚・判断に委ねるほかありませんでした。また大浴場などは脱衣室に入らないと状況がわからないという不便さもありました。そういった問題を解決すべく、親湯温泉が経営する3店舗の旅館ではこの度CO2(二酸化炭素)濃度を使い、3密を見える化したシステムを大浴場に導入することに致しました。
【CO2濃度を使った3密の見える化】
新しく大浴場に導入したシステムは、CO2濃度を測る「換気モニター」。人が密集するほどCO2濃度が上昇する原理を利用し、大浴場の密集状態を測る目的で使用しております。緑、黄、赤の3つの段階と警告音でモニターの画面上にCO2濃度を表示をし、密を避けた利用を呼びかけます。
【3段階表示】
・緑色:〜999ppmまでは、換気が良好(密集していない)
・黄色:1000〜1499ppmは換気推奨(やや密集している)
・赤色:1500ppm〜は、換気が必要(密集している)
※上記のCO2濃度による換気推奨数値は厚生労働省発表の数値を基準にしております。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000618969.pdf
※「換気モニター」の製造元は茅野市 宝産商株式会社
http://www.takaraco.com/
【独自の衛生・消毒プログラム】
親湯温泉では感染予防対策として、6月1日より30項目以上からなる【独自の衛生・消毒プログラム】を導入しました。
本プログラムは
①「施設の衛生管理」
②「人からの感染防止」
③「衛生管理トレーニング」
の3つの視点から構成されております。
アルコール消毒はもちろんのこと、噴霧器を使った館内・客室の消毒、毎日の検温・体調チェック、ATP検査を使った手洗い講習など、お客様の安全安心のため、徹底した衛生管理を行なっております。
【衛生・消毒プログラムについてはこちら】
https://www.tateshina-shinyu.com/hygiene/
【換気モニターを導入する3店舗の旅館】
「換気モニター」を導入する3店舗の旅館は茅野市にある「創業大正十五年 蓼科 親湯温泉」と諏訪市にある「神秘なる諏訪湖に心癒される宿 上諏訪温泉 しんゆ」、そして同じく諏訪市にある「寛ぎの諏訪の湯宿 萃 sui-諏訪湖」です。どの店舗も以前より、料理提供はコース形式で全て個室のレストランまたは料亭で行なっており、周りに気兼ねなく安心してお食事をお召し上がりいただけます。
【蓼科 親湯温泉】
https://www.tateshina-shinyu.com/
【上諏訪温泉 しんゆ】
https://www.kamisuwa-shinyu.com/
【萃 sui-諏訪湖】
https://www.sui-suwako.jp/
【合資会社 親湯温泉】
長野県の蓼科と上諏訪で3つの温泉宿を経営。本館の蓼科 親湯温泉は大正15年創業の温泉宿。2019年4月に100周年カウントダウンプロジェクトの一環として明治、大正、昭和期の蓼科の軌跡を残すべく、当時この地区の文化の中心であった姿を表現した全館リニューアルを敢行。また姉妹館として2011年4月に上諏訪温泉 しんゆが、2016年6月には萃 sui-諏訪湖が諏訪湖畔にオープンしました。
会社名 合資会社親湯温泉(創業大正十五年 蓼科 親湯温泉)
代表者 代表取締役 柳澤幸輝
創業年 大正15年 6月
法人設立 昭和23年10月21日
所在地 長野県茅野市北山4035
会社HP https://www.tateshina-shinyu.com/