沖縄の観光専門紙「観光とけいざい」の調べによると、沖縄県内主要16ホテルの今年6月の単純平均客室稼働率は80・0%で、前年と変わらなかった。定員稼働率は66・7%で、前年比0・6ポイント増加した。
地域別に客室稼働率を見ると、那覇市内は79・8%で、同0・7ポイント増。
本島西海岸リゾートは79・9%で、同2・2ポイント減。
宮古島は83・9%で、同5・8ポイント増。
石垣は77・4%で、同3・2ポイント増。
先行きについては、7月は16ホテル中8ホテルが「良い」、4ホテルが「前年並み」、4ホテルが「悪い」としており、総体的に前年を上回る見込み。
8月は16ホテル中3ホテルが「良い」、8ホテルが「前年並み」、5ホテルが「悪い」としており、好調だった前年並みを維持する見込み。
回答ホテルから「相変わらず(従業者の)募集状況が厳しい」「6月は個人、団体ともに好調だった。7、8月は旅行社、WEBともに弱含み」などのコメントがあった。