池の平ホテル&リゾーツ ホテル新本館を4月22日に開業


 池の平ホテル&リゾーツ(長野県立科町)は、池の平ホテル新本館(同茅野市)を4月22日に開業した。「THE LAKE RESORT」を館全体の新コンセプトに、館と湖との距離感を考えた空間づくりに注力。ロビーフロントやレストラン、大浴場などパブリックスペースが集約し、本館内には73の客室を新設した。18日にはオープニングセレモニーを実施し、茅野市や立科町、観光事業者やマスコミなど約400人が参加。同社の矢島義拡社長が今回の改築工事の狙いやレイクリゾート構想への思いを語った。


矢島社長

 1955年の創業時から営業してきた本館を解体し、鉄骨造り10階建て、延べ床面積1万4800平方メートルの新館へと改築した。客室はデラックスレイクビュールーム(54室)やデラックスバルコニールーム(11室)など計73室。既存の東館、アネックス館を含めた総客室数は241室、総収容人数は1099人となる。


外観

 3階の大浴場は、男女入れ替えで入浴可能な「石の湯」「木の湯」、水着着用の「湖畔混浴 空」の3エリアからなる。石の湯には、同館が位置する諏訪・佐久地方に分布し、古くから屋根材や建築材として用いられてきた「信州鉄平石」を採用。「石の手触りや表情から、自然の力強さを感じていただける」と同館。木の湯では高いリラクゼーション効果が期待される「木曽ひのき」を採用している。3カ所各エリアにフィンランド式サウナと天然掛け流し水風呂を用意。石の湯、木の湯では30分に1回のオートロウリュを完備し、アロマ水から発せられる自然の香りと保湿効果を含んだ蒸気が利用者を「整う」体験へと誘う。湯上がり処では、蓼科山の天然伏流水・伏流炭酸水を無料で提供するほか、伏流水を使ったコーヒー、紅茶等の各種ドリンクを用意している。


新装したスイートルーム

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