総合案内所の東海予約センターとともに歩む旅館・ホテルの組織、東海予約センター協力会(山田琢会長)は12日、令和5年度総会をホテル華の湯(福島県・磐梯熱海温泉)で開いた。今回の総会は、東海予約センターが昨年10月に創立60周年を迎えた記念総会として開催。宿泊施設の会員37施設が参加し、今年度の決算報告や、来年度事業計画の審議などを行った。
冒頭あいさつした山田会長は、「東海予約センターは私の知る限り一番大きな案内所として力強く歩み続けてこられたと感じている。これまでに福島県沖地震、コロナ感染症、能登半島地震と、旅行業界にとって致命的ともいえる出来事に見舞われたが、窮地に立たされながらも何度も乗り越えてきた。60年という長きにわたり、旅行会社、われわれと共に歩まれてきたことをうれしく思う」と振り返った。
続いてあいさつした東海予約センターの大長征勝社長は、「会員の皆さまの変わらぬご支援・ご協力のおかげで60周年を迎えることができた。観光業界もここ4~5年で大きく様変わりしたが、われわれも変化に乗り遅れることないよう、組織全体で若返り計画に励んでいる。今後もいっそうのご支援・ご指導を賜りたい」と意気込みを語った。
ドライブインや土産物店などによる組織、東海予約センターレスト協力会(高田直機会長=きじ亭)も同時に、総会をホテル華の湯で開いた。
両総会後には、合同懇親会が開かれ、永年会員・職員の表彰などを実施。会員一体となって60周年を祝った。