東横イン、「ZEROウェイスト宣言」にのっとり屋上看板を全日24時に消灯へ


 東横イン(東京都大田区、黒田麻衣子社長)は2023年5月25日、2023年3月に発表した「ZEROウェイスト宣言」に則り、日没から翌朝にかけて点灯していた(※1)屋上看板を、全店において原則24時に一斉消灯すると発表した。(※2)

 同社ではかねてより、環境に配慮したホテルづくり、ホテル運営に努めており、3月に東横イングループ全員がゴミやムダを出さない、循環型社会の実現に貢献することを、「ZEROウェイスト宣言」として発表した。

 屋上看板の電気容量は1店舗あたり約7KWです(※3)。点灯時間を1時間短縮すれば1か月で約0.11t/CO2 (※4)を削減でき、たとえば27時まで点灯していた店舗が24時に消灯すると月間0.33t/CO2、年間で3.96t/CO2の削減につながります。これまでも電力需給ひっ迫時には屋上看板の消灯を行ってきましたが、日常的な節電、CO2排出量の削減への取り組みの一つとして、全店での全日24時の一斉消灯を決定しました。

※1:点灯時間は店舗により異なります

※2:一部、除外店舗があります

※3:店舗ごとに看板サイズ等が異なるため、電気容量も異なります

※4:「東京都地球温暖化対策指針」に定められた係数に基づき算出しています

■東横インの「ZEROウェイスト宣言」について

 私たちはゴミやムダを出さないホテルづくり、ホテル運営を行います。

 東横インの企業行動指針である「Towards the future 地球の未来を考えたホテルづくりをしよう」に則り、東横イングループ全員が循環型社会の実現に貢献することを宣言いたします。

1. 年間排出量約1万トンのゴミを限りなく削減します

2.  エネルギー効率の高い設備と、再生可能エネルギーの導入を進めます

3.  古くなった建物を解体せず、全面改修し再利用いたします

 東日本大震災以降の節電の動きから、弊社グループでは照明のLED化、節水対策、省エネ設備導入、プラチックアメニティのリサイクルの取組み等様々な施策を行い、これまでにCO2排出量は1施設あたり11%削減(※)を実現しました。2030年までに40%削減※いたします。(※2012年度比)

 さらなる削減に向けて一人ひとりができることから取り組み、お客さまとともに地球にやさしいホテルを目指します。

https://www.toyoko-inn.co.jp/sustainability/sdgs.html#zero-area

■ 東横INNとは
 
 「全国ネットワークの基地ホテル」をコンセプトに、1都1道2府42県に日本一の客室数を展開するビジネスホテルチェーン。空港や新幹線駅(※1)をはじめとして全国どこにでもあり、年間を通じて大きな価格変動のない「原則ワンプライス制」で、いつもそこにある安心感をお届けし、お客さま一人ひとりの出発を笑顔の「行ってらっしゃい」でお見送りします。海外は5カ国16店舗を含め全342 店舗、総客室数は74,910室(※2)。

※1:東海道新幹線全駅に出店  ※2:2023年5月25 日現在

https://www.toyoko-inn.com/

■ 会社概要

会社名:株式会社東横イン https://www.toyoko-inn.co.jp/

所在地:〒144-0054 東京都大田区新蒲田1-7-4

代表者:代表執行役社長 黒田麻衣子

設立:1986年1月23日

資本金:5千万円(総資産1,666億円、純資産760億円)

売上高:487億円(2022年3月期)

事業内容:ビジネスホテルの運営

店舗展開:国内46都道府県(高知県を除く)と海外(韓国・フィリピン・モンゴル・ドイツ・フランス)

グループ会社:株式会社東横インホテル企画開発、株式会社東横イン電建、株式会社東横インIT集客ソリューション

 
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