東北観光推進機構(高橋宏明会長)は1日から、宿泊プレゼントキャンペーン「もう一度東北 もう一泊 東北福幸キャンペーン」を始めた。大手旅行会社5社の協定旅館ホテル連盟との共催企画で、協定宿泊施設に泊まった人のうち抽選で500組1千人に、東北の指定施設で使える宿泊券を贈る。キャンペーンにより、東北域内への観光利用を後押ししたい考えだ。
同機構は、東日本大震災による被害からの復旧、復興などに取り組む東北各地を観光から盛り上げようと、昨年11月から今年3月まで宿泊プレゼントキャンペーンを展開。約1万8千通の応募があるなど好評を博したことから、ダブルチャンスプレゼントを用意してさらに内容を充実させた今回のキャンペーンの実施を決めた。
キャンペーンは、JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、トップツアー、名鉄観光の各協定旅館ホテル連盟の協定宿泊施設に宿泊した人が対象。「もう一泊できる宿泊券」をペア500組1千人に贈るほか、ダブルチャンスとして、3千円相当の「食事・土産利用券」を1千人に贈る。
キャンペーン期間は来年2月28日までだが、9月1日〜11月30日を第1期、12月1日〜2月28日を第2期とし、宿泊券、利用券とも半数ずつ当選者を決める。
抽選日は第1期分が12月5日、第2期分が3月5日。利用日は第1期分が12月10日〜3月31日、第2期が4月10日〜7月20日。