書評「よくわかるホテル業界」

  • 2010年2月6日

 1999年に初版されロングセラーとなった同名の書(日本実業出版社)を、バブル崩壊やリーマンショックなどによって変化した日本のホテル業界の環境を踏まえて、一から書き直したもの。日本のホテルの歴史やホテルと日本旅館との相違点などを、写真や図を多用して、分かりやすく解説した。ホテル業界の志望者や若手社員などを読者層に設定している。

 日本のホテル業界が置かれた状況について(1)豪華外資系ホテルの日本進出(2)宿泊特化型ホテルの興隆と著しい躍進(3)迎え撃つ日本ホテル群の反逆体制──の3点に着目した。外資系ホテルの強みや、宿泊特化型ホテルが活用するチェーン展開のメリットなどを分析する。

 併せて、日本のホテルが宿泊、レストランなど部門別に顧客獲得のために行っている新たな取り組みやサービスも紹介。収支や売り上げに対する人件費率など業界の経営状況を踏まえ、利益を出すための客室料金設定方法やマーケティング戦略なども解説した。

 日本航空に勤務後、JALホテルズの総支配人や外資系ホテルで営業本部長などを務めた筆者ならではの視点で描かれており、若手社員だけでなく中堅社員や管理職層らにも読みごたえがある。

 今後集客が期待できるマーケットとして、コンベンションや葬儀マーケット、ブライダルではリゾートウエディング、バツイチマーケットなどを挙げている。

 定価は1300円。問い合わせは日本実業出版社(TEL03・3814・5651)まで。

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