「AI翻訳機能」「逆翻訳機能」の特徴
「楽楽精算」などのクラウドサービスで知られるラクス(東京都渋谷区)はこのほど、問い合わせ自動応対システム「楽楽自動応対」で、多言語のメール対応を支援する「AI翻訳機能」の提供を始めた。
「楽楽自動応対」はメール処理市場で17年連続売り上げシェア1位に位置し、累計導入社数は9千社を超えている。「メールディーラー」から昨年、名称を変更した。
電話やメールでの問い合わせについて、「未対応」「対応中」「対応完了」などのステータスを自動で付与。チームメンバー全員がこれらの状況を確認でき、「二重対応」「対応漏れ」などのミスを防ぐ。返信文はAIにより自動で生成。担当者は生成された文章を確認、修正するだけでよく、業務の効率化や、新人もベテランと同じ対応ができるなど品質の均一化が図れる。宿泊市場でも、既に多くの施設で導入されているという。
ただ同社によると、昨今の訪日外国人旅行者の増加に伴い、「楽楽自動応対」を活用するユーザーから「外国語によるメール対応の機会が増加し、対策に苦慮している」との声が多数寄せられている。
これらの状況を背景に同社は、受信・返信文の翻訳、さらに翻訳文を日本語に戻して意図通りのニュアンスかを確認できる「逆翻訳機能」を開発し、7月15日から提供している。
外国語で受信したメールの日本語への翻訳と、日本語で作成した送信メールの外国語へ翻訳の両方が「楽楽自動応対」の同じ画面上で完結。返信する外国語は「逆翻訳」により、正しいニュアンスかも確認できる。英語、中国語、韓国語をはじめとする多言語に対応し、「語学スキルに頼ることなく、誰もが安心して効率的にインバウンド対応を行える。対応者による品質の差、外部ツールとの往復による工数増加、翻訳の正確性への不安なども払拭。人とAIの共存で、より効率的な施設運営を担っていただければ」と同社。
「楽楽自動応対」の導入に当たり、同社の専任スタッフが施設をサポートする体制を整えている。課題の整理から運用支援まで対応する。「導入後のサポート体制は当社の強みの一つ。専門性の高い担当者が初回提案から運用支援までサポートする体制を整えている」と話す。
この件についての問い合わせ先はラクス「楽楽自動応対」窓口電話03(5368)1631(平日9時~18時)。

「AI翻訳機能」「逆翻訳機能」の特徴




