星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳、ワインを堪能できる客室 「ワインスイートメゾネット」を3月にオープン


 星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳は、ワインを堪能できる客室 「ワインスイートメゾネット」を来年3月にオープンする。

自然豊かな八ヶ岳エリアのリゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」では、2019年3月21日に絶好のロケーションを誇る場所に「ワインスイートメゾネット」が誕生します。四季折々に装いを変える全長150mのメインストリート「ピーマン通り」と、雄大な自然を眺めることができる客室では、宿泊客の旅の目的や季節に合わせて、ソムリエがセレクトするワインが堪能できます。尚、宿泊の予約受付は、2018年12月6日よりスタートします。

<ワインスイートメゾネット、3つのポイント>

1 旅の目的や季節に合わせて、ソムリエがワインをセレクト

ワインスイートメゾネットの2階リビングには、12本まで収納可能なワインセラーを設けます。ワインは、旅の目的や季節に合わせて、山梨県と長野県で造られたワインからソムリエがセレクトします。各ワインに合わせたワイングラスも用意し、客室でも最適な状態で味わえます。

2 メインストリート「ピーマン通り」を見渡す眺望と自然の情景

今回の改装で2階を寝室からリビングへ変更します。リビング正面の縦横3mの大きな窓からは、季節ごとに様々なイベントを行う全長150mのピーマン通りを眼下に望みます。ピーマン通りでは、春は一面に花を飾り、夏はマルシェで生産者が集い、秋はハロウィンで怪しく照らし、そして冬にはイルミネーションを行うなど、部屋からの光景は四季折々に変化します。また、新緑や紅葉で染まる山脈やピンク色に染まる夕暮れ、満天の星が輝く夜など、刻一刻と移り変わる美しい情景も眺めることもできます。

3 様々な過ごし方を叶える、メゾネットタイプのスイートルーム

ワインリゾートを象徴するボルドーカラーを基調にしたインテリアの室内には、7.5mの吹き抜けに螺旋(らせん)階段があり、2階には、ぐるりと配置したソファにサイズの異なるカフェテーブルを備えた寛ぎの空間が広がります。格子状の壁からワインや旅に関する書籍を手に取ることができ、旅の気分を盛り上げます。1階は、雄大な八ヶ岳連峰が壁に描れたベッドスペースです。最大5名まで利用可能なフローリングの小上がりは、デイベッドをベッドに変更することで、三世代旅でも皆で和やかにお休み頂けます。

ワインや読書を楽しむリビングと、アレンジ可能なベッドスペースで、利用者は様々な過ごし方ができます。

「ワインスイートメゾネット」概要

■面積            :100平方m

■定員            :5名

■予約受付開始:2018年12月6日

■オープン      :2019年3月21日

<ご参考>

デザイナー紹介 「KDa クライン ダイサム アーキテクツ」

建築、インテリア、インスタレーションといった複数の分野のデザインを手掛けている建築家ユニット。RCAを修了したアストリッド・クラインとマーク・ダイサムが1991年に東京に設立。国際的評価も高く、様々なクライアントとのプロジェクトに取り組み、注目を集めている。 当ホテルでは、2005年にD&AD Awards 2005(英国)Environmental Design & Architecture部門で銀賞を受賞したガーデンチャペル「ZONA」をはじめ、2017年に改装した客室や、ビュッフェ&グリルレストラン「YYgrill」、2018年7月に屋内プール「il mare」にあるキッズエリアのデザインを手掛けています。

ワインリゾートとは

リゾナーレ八ヶ岳が目指す「ワインリゾート」とは、ワインが飲めるだけではなく、ワイナリーへの案内やワインに合う食事の提供など、トータルでワインを楽しめる滞在型リゾートです。日本屈指のワイン産地にある施設の立地を生かし、館内施設やアクティビティ、宿泊プランなどワインの魅力に触れる文化体験の提案に取り組んでいます。

ワインリゾート 進化の歩み

2006年 「ドメーヌ ミエ・イケノ」との提携を開始

「ドメーヌミエ・イケノ」(山梨県・北杜市)と提携を行うことで「ワインリゾート」のコンセプトがスタートしました。「八ヶ岳の土地に魅了され、この土地で心から旅人をもてなしたい」。同じ志をもつ醸造家・池野美映氏と出会い生まれたコンセプトです。標高750mの地に広がる葡萄畑は、一般に非公開ですが、当ホテルでは特別に案内するプログラムを実施しています。

2008年 北杜市が日本初のワイン特区に認定

山梨県北杜市は日本で初めて「ワイン特区」として認められました。ワイン特区とは酒税法が定める正規の最低生産量(6000リットル)の3分の1の規模(2000リットル)で免許が取れる特別許可区域(構造改革特区)です。制定から15年たった今では、山梨県では韮崎市、長野県では東御市・小諸市・安曇野市など、日本各地に広がっています。

参考文献:国税庁課税部酒税課平成29年11月発表「国内製造ワインの概況」

2010年 ワイン用葡萄を使ったスパ「VINO SPA」が登場

「VINO SPA」では、ワインの醸造過程で生まれた副産物を使ったメニューを提供しています。提携ワイナリー「ドメーヌミエ・イケノ」で育てられた赤ワイン用葡萄メルロー種を原料としたオリジナル「VINOスクラブ・パック」や、葡萄由来の成分を使ったオイルを用いたメニューなど、国家資格を有するスタッフが、確かな技術で行う至福のトリートメントを体験できます。

2012年 ワインショップ「YATSUGATAKE Wine house」をオープン

山梨県と長野県で造られたワインの中から厳選した、24種類を揃えたワインショップ。専用カードを使うセルフ形式で気軽にワインのテイスティングが楽しめます。

2016年 葡萄畑やワイナリーを訪ねる「八ヶ岳ワイナリー散歩」がスタート

ソムリエやワインに精通したスタッフの案内のもと、近隣のワイナリーを訪ねるプログラム。ワインが生まれる土地の風や匂いを直に感じられる特別な体験ができます。

2017年 「ワインリゾートの更なる進化」をコンセプトに改装を実施

3か月の休館を経て、101室の客室とビュッフェ&グリルレストラン「YYgrill」をリニューアル。ボルドーカラーを基調としたインテリアの室内にはコルクをモチーフにしたスツールなど随所でワインリゾートを感じられます。また、YYgrillでは、本格的なグリル料理と共にカジュアルにワインを味わえます。

2018年8月 ワイン生産者を招く「メーカーズディナー」の定期開催がスタート

ソムリエの「丹精込めて造られたワインをお客様にしっかりとお届けしたい」という想いからスタートしたメーカーズディナー。100件以上ある山梨県と長野県のワイナリーから毎月異なる生産者を招き、彼らのこだわりやワインの美味しさの秘密を聞きながら、この日のための特別なコースを堪能できます。

2018年9月 宿泊者向けのプログラム「ワインの学校」を毎日開催

毎日16時と17時に開催する「ワインの学校」は、宿泊者なら誰でも参加できるプログラムです。八ヶ岳エリアで造られたワインが美味しい理由やワインの選び方についてなど、親しみやすい内容になっているため、初めての方でも楽しく学べます。

 
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