2011年の日本での国際会議の開催件数は、東日本大震災、原発事故の影響を受け、前年比143件減の598件(暫定値)だった。日本政府観光局(JNTO)がこのほど、UIA(国際団体連合、本部・ブリュッセル)の統計を基に発表した。前年から大幅に減少したものの、開催件数の世界での順位は3位で、アジア・オセアニアでは2位だった。
昨年は震災、原発事故を受けて日本で開催される予定だった多くの国際会議が取り消しまたは延期となった。ただ、JNTOをはじめ観光庁、MICE関係の団体や企業、地方自治体が風評被害の防止に情報発信を強化した。JNTOは「影響は最小限に止まった」と分析している。
アジア地域の競合国の動向では、シンガポールが194件増の919件と大幅に伸ばし、前年の世界3位に対し1位を獲得した。韓国は5件増の469件で世界6位、中国(香港、マカオは含まない)は36件減の200件で16位だった。
都市別にみると、東京が37件減の153件で、前年と同じ世界7位。横浜は2件増の84件で、前年から2つ順位を上げて世界22位だった。
国際会議の開催件数は、UIAが基準に定める開催規模に合致するものを集計している。





