地方創生パートナーズネットワークと郡上市スキー観光安全対策協議会は1日、中華圏等アジアからの訪日旅行者向けに多言語の来訪者アンケート調査を開始した。
両団体は、近年増え続ける訪日旅行者のスキー場利用者が「スノースポーツ」という目的だけでなく、雪遊び・体験などのファミリー向けで敷居の低い「観光・レジャー」である点に着目し、近隣の地域・観光施設等との連携により更に発展できると考えております。
今回のアンケートの調査では、郡上市10か所のスキー場合同でスキー場の「来訪者調査」「満足度向上」だけでなく、郡上市内の観光・体験との連携による滞在型観光の潜在的ユーザーへの訴求を模索できるよう「近隣の訪問場所」や「利用空港」なども調べ、広域の周遊観光促進を目的とした調査としても活用します。
アンケートの取得方法は、二次元バーコードからスマートフォンで回答するシステムを採用し「日本語」「英語」「簡体字」「繁体字」「タイ語」5言語で行い、回答者にはドリンクサービスの特典を付けてアンケートへの回答促進を図ります。
また、アンケート結果は、郡上市などの近隣自治体の観光、グリーンシーズンを含めた体験メニュー開発など地域の観光関連事業者とも共有するほか、スキー場を活用した観光マーケティング事例となりうるようセミナーを4月以降(予定)に開催する計画です。
今後も両団体は、来訪者のデータ分析に基づく持続可能な山間部の再生のため、来場者の満足度向上によるスキー場の活性化、近隣地域への観光で貢献を目指してまいります。
- アンケートを実施する郡上市10スキー場一覧
1.ウイングヒルズ白鳥リゾート
2.郡上ヴァカンス村スキー場
3.鷲ヶ岳スキー場
4.高鷲スノーパーク
5.ダイナランド
6.ひるがの高原スキー場
7.ホワイトピアたかす
8.めいほうスキー場
9.アウトドアイン母袋スキー場
10.スノーウェーブパーク白鳥高原
- 二次元バーコードのアンケート 日本語・中国語(繁体字)