国土交通省は12月8〜11日、フランス・カンヌで開かれる富裕層向け旅行博「インターナショナル・ラグジュアリー・トラベル・マーケット(ILTM)」に2年続けて出展する。2月21日には、企業などを対象にした参加者向け説明会を行い、当日は初参加の8社を加え12社、17人を集めた。同省は「よりよい場所を確保するため早期予約が必要」とさらに参加者を募る。
ILTMでは、国と企業などが「日本」として一つにまとまりVJCブースを設置、オールジャパンをPRする。応募締め切りは3月14日に設定。ILTM事務局が行う事前審査など通過した後出展が認められる。
昨年出展したJTBグローバルマーケティング&トラベルの遠藤由理子・LIプロモーションチームマネージャーは「当社では取り込めていなかった市場であり、今回は販促を展開するとともに契約エージェント数を増やしたい」と意欲をみせる。同社では、昨年6月からプロジェクトチームを結成、同市場について研究を行っていた。旅行博には4人の担当者を参加させる予定。
国交省が出展について説明