台湾映画「KANO」で日台交流拡大へ


 台湾観光協会大阪事務所は6日、「台湾観光ナイト」を大阪市北区のザ・リッツカールトン大阪で開催した=写真。台湾旅行を扱う旅行会社や航空会社などを招待。第9回「大阪アジアン映画祭」のオープニング作品でもある、日本統治時代の台湾を描いた台湾映画「KANO」の魏徳聖プロデューサーや馬志翔監督、出演者らの来日に合わせて開催された。 

 作品ゆかりの地をめぐる台湾旅行、甲子園球場(兵庫県西宮市)など作品ゆかりの地や大阪の観光地をめぐる訪日旅行など、相互の観光交流がアピールされた。

 「KANO」は、嘉義農林学校野球部の台湾人と台湾先住民、日本人の混成チームが1931年に甲子園で決勝戦まで勝ち進んだ実話がモデル。日本人俳優では、監督の近藤兵太郎役を永瀬正敏さんが演じたほか、坂井真紀さん、大沢たかおさんらが出演。

 「KANO」は台湾で2月27日に公開され、ヒットしている。日本では今年末に公開予定だが、台湾でのヒットを受けて公開が早まる可能性もある。台湾旅行、訪日旅行の観光素材としても期待が高まっている。

 
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