前橋市は11月26日、ホテル椿山荘東京で「おもてなし前橋2014inTokyo」を開催、山本龍市長自らがプレゼンテーションを行い、前橋の魅力をアピールした。市は来年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台ともなっており、放送を機に前橋の知名度アップ、観光客増を狙う。
山本市長は市の方向性について、(1)歴史都市(2)2020年東京五輪・パラリンピックのキャンプ地(3)医療学術都市(4)工業都市—などを目指すと強調した。
「花燃ゆ」制作統括の土屋勝裕氏は撮影のエピソードを紹介するかたわら、「ドラマは女性目線で作っており、歴史を知らない人でも楽しめる」とPR。ドラマで長州藩の重臣、周布政之助を演じる石丸幹二さんが特別ゲストとして登場、「周布は素晴らしい中間管理職であり、企業戦士(サラリーマン)の励みになるよう演じたい」と抱負を述べた。
この日は主人公文の夫で初代群馬県令(知事)、楫取素彦(小田村伊之助)のひ孫、小田村四郎さん(91)や萩市の野村興兒市長、防府市の松浦正人市長、楫取家第5代当主の楫取能彦氏らも出席した。
山本市長