佐渡DMOは15日、佐渡島全体の衛生安全基準を策定したと発表した。
佐渡観光交流機構は今後の緊急事態宣言解除後、官民一体となって佐渡島民の安心安全、旅行者や移住者の安心安全を守るために、島内の施設への公衆衛生の補助や観光客向けの啓発活動を行ってまいります
佐渡観光交流機構では、観光業での新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を最小限に抑え、収束後の観光需要の回復を加速させるために、また観光客にとってもそれを受け入れる観光施設および佐渡島民にとっても安心安全な観光地としての佐渡島であるために、専門家や関係者の協力を得て、「佐渡クリーン認証制度」を策定し、認証を開始します。
今後世界が迎える「 withコロナ時代」には、観光施設の受入体制や公衆衛生の向上、安心・安全な観光地域づくりがいっそう重要となってきています。そこで、公衆衛生についてある一定基準を満たした島内宿泊施設や飲食店、立ち寄り施設を対象に、佐渡クリーン認証を開始いたします。
今回のクリーン認証は専門家の監修を受け、観光客のみならず、島民の安心安全を担保する目的で開始するものです。条件を満たした施設には佐渡クリーン認証のマークを配布します。並行して観光客への安心安全への啓蒙活動も行います。国が予定している「Go to トラベルキャンペーン」が実施される際、観光客と島民の両方が安心して利用、受入れできるよう環境を整備いたします。
今後佐渡観光交流機構は、安心安全な佐渡島としてのブランディングを進めてまいります。
【佐渡クリーン認証概要】
■日程:令和2年5月18日から随時認証開始
■対象:島内宿泊施設・飲食店・観光立ち寄り施設・物販店
■協力:佐渡市 佐渡観光旅館連盟 佐渡連合商工会
■アドバイザー:新潟大学 環境予防医学分野 中村 和利、国立がん研究センター 社会と健康研究センター長 津金 昌一郎、佐渡総合病院 岡崎 実