
帝国データバンクによると、昨年1年間(2010年1〜12月)のホテル・旅館経営業者の倒産は96件、負債総額は633億3500万円だった。件数は前年比13件減(11.9%減)で、2年連続の減少。05年(70件)以来、5年ぶりに100件の大台を割った。負債総額は同514億7300万円の大幅減(44.8%減)で、4年連続の減少。同社が倒産の集計対象を法的整理のみ、負債額1千万円以上に変更した05年以降で初の1千億円割れとなった。
倒産件数を月別にみると、10件以上の2ケタが3、4、11、12月の4回で、前年の5回を1回下回った。最多が11月の12件。
月別の負債総額は、100億円の大台超えが11月の1回のみで、前年の6回を大幅に下回った。
