ホテルズドットコムは、旅行者のスマートフォン使用に関する調査「Mobile Travel Tracker」の結果を発表した。
・日本人にとってスマートフォンは最も旅行に連れて行きたい存在に。18%はスマホがなければ、良い休暇は過ごせないと回答
・日本人旅行者は自画撮り写真をSNSに投稿する人(16%)が世界(44%)よりも大幅に低い傾向に
・日本人旅行者は、旅行中に1日平均1.9時間スマートフォンを使用
世界最大級の宿泊予約サイトHotels.com™は、スマートフォンと旅行に関する調査「Hotels.com Mobile Travel Tracker※1」の調査結果を発表しました。この調査は、日本人300人を含む全世界9000人の旅行者を対象に実施されました。その結果、日本人旅行者は旅行中に1日平均で1.9時間スマートフォンを使用していることが明らかになりました。前回の調査時(2016年)の平均1.85時間と比較すると、若干増加傾向が見られました。また、約10%の日本人回答者は、旅行中に1日平均5時間以上スマートフォンを使用すると回答しています。
スマートフォンは日本人旅行者にとって、定番の旅のお供となりつつあります。78%の日本人旅行者は、旅行に持って行きたいものとしてスマートフォンを挙げ、旅行ガイドブック(24%)やお気に入りの靴(24%)より高い結果となりました。また、20%の日本人旅行者は旅行中にパートナーと喧嘩するよりも(3%)スマートフォンの充電が切れるほうが不安になる(20%)と回答し、世界平均(15%)を上回りました。
54%の日本人旅行者はスマートフォンのおかげで、旅行先で宿泊やアクティビティを気軽に決めることができ、今まで以上に活発に旅行できるようになったと回答しました。更に、27%はスマートフォンが旅行中に面白そうなスポットを探すための主要な情報源であると答えています。
旅行中のSNS使用に関しては、世界の平均(65分)と比べると日本人の平均使用時間(42分)は若干短い傾向にあります。旅行中のSNSの主な使用目的は、友達の最新情報を把握するため(59%)でした。
「インスタ映え」は新トレンドでありますが、世界の旅行者と比較すると、日本人旅行者による「旅行体験のシェア」はまだ控えめである傾向が明らかとなりました。世界の旅行者の28%がクールな場所を訪れた際にSNS上でチェックインを行うのに対し、日本人旅行者は15%でした。また、世界の旅行者の42%がSNS上に写真をアップして旅行体験をシェアするのに対し、日本人旅行者の場合では、20%という結果になりました。もともと謙虚な日本人の国民性が反映されているのかもしれません。
旅行体験をSNS上でシェアする際に最も人気のある写真は観光スポットや風景(36 %)で、次に食べ物やレストラン(33%)となりました。自分のみが写る写真をSNS上に投稿するのに慣れていない人も多いようで、日本人回答者の16%のみが自画撮り写真をSNSに投稿すると答えており、これは世界平均の44%よりも大幅に低い傾向が見られました。また、興味深いことに、日本人男性(17%)の方が日本人女性(15%)よりも自画撮り写真を投稿していることがわかりました。
Hotels.com日本代表の井尻岳人は、次のように述べています。「世界中の旅行者と同様に、スマートフォンは日本人旅行者のお供として非常に重要な存在となってきています。54%の日本人旅行者はスマートフォンのおかげでより活発に旅行ができると回答しています。また、21%の日本人は無料Wi-Fiがないホテルは予約しないと回答しており、旅行者がインターネット接続を求めている証しだと考えられます。Hotels.comでは多数の素晴らしい宿泊施設を提供しており、それらの全てはアプリを介して簡単に予約が可能です。旅行には人生を豊かにする様々な魅力や新たな発見が詰まっています。Hotels.comは今後も皆様がハッピーになれる旅行をお手伝いします。」
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※1 30カ国、9,000名を対象に2017年11月にOnePollが実施。