
ご飯盛り付けロボット
農協観光のグループ会社、コープサービス(東京都千代田区、梅木誠也社長)は、「旅館・ホテル・ドライブイン等の課題解決」をテーマに掲げ、人手不足対策としてロボットの活用をアピールしている。
人手不足は深刻で、さまざまな現場で支障が出ており、予約を断るケースも少なくない。ビジネスチャンスを逃し、経営面でも痛手だ。
提案するのは「配膳ロボット」「清掃ロボット」「ご飯盛り付けロボット」。配膳ロボット「Marago」は自律走行で、通路幅50センチでも走行可能。自動充電で手がかからない。
清掃ロボット「PUDUcc―1」は、スイープ・床洗浄、吸引、乾拭きなど1台で4役をこなす。最大9時間の運転が可能で、客室などの清掃に人員を割く必要がない。
また、ご飯盛り付けロボット「Fuwarica」はボタンを押すだけでご飯をほぐし、フワっと盛り付ける。ベタっとせず、見た目にも奇麗だ。
各ロボットは100万円以上と高価格だが、同社は「リース対応も可能であり、相談してほしい」と話している。問い合わせは事業部TEL03(5823)4926。
ご飯盛り付けロボット