日本アドベンチャーツーリズム協議会(JATO、東京都品川区、大西雅之代表理事)と同協議会の理事企業であるJAL、JTBは7月18日、「アドベンチャーツーリズムアカデミー創立記念シンポジウム」を東京都内で開いた。約100人が参加した。
JATOは、観光関連団体、大学、企業と共に「アドベンチャーツーリズム(AT)の認知向上と普及」「高付加価値、高品質、高度なAT商品の企画支援、流通支援、人材育成などの体制整備」「主要市場である欧米を中心としたAT旅行者の日本への誘致の推進」を目的に設立された一般社団法人で、2019年7月に本格始動した。米シアトルに拠点を持つ世界最大のAT推進団体「Adventure Travel Trade Association(ATTA)」をアドバイザーとして連携し、訪日目的の一つにあげられるような世界水準のATの普及を目指している。
JATOは今年4月、国内でATの推進による持続可能な観光地域づくりを推進するリーダー人材を育成するとともに、地域への新たな人流を創出することを目的に内部に「アドベンチャーツーリズムアカデミー」を創設した。
記念シンポジウムには、観光庁、環境省、文化庁も出席。パネルディスカッション「アドベンチャーツーリズム推進に必要な人材育成について」も実施した。
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