はとバスはこのほど、秋(10~12月)の日帰りと宿泊付きのバスツアーを発表した。今しか見られない限定感のあるインフラツーリズムコースや普段は入れない産業観光コースなどを設定し、宿泊は前年並みの9200人、日帰りは微増の6万9500人の取り扱いを目指す。
コース数は151コースで、前年と比べ12コース増えている。インフラツアーは人気が出ており、今年4月に実施した開通前の高速道を見学する「新東名道路建設現場見学コース」は約350人が利用したという。
今回、宿泊付きツアーでは11月末に廃止が決まった黒部ダムのトロリーバスの線路などを見学するコースを新設。出発日は9月16日~11月3日で、旅行代金は大人2万7800円から、子どもは3千円引きとなる。
産業観光コースの一つ、「路線バスの製造工場現場ジェイ・バス工場見学とホンダコレクションホール」は、ジェイ・バス宇都宮工場、ホンダの車やバイクを展示するツインリンクもてぎ・ホンダコレクションなどを巡る。10月2日~12月7日の設定で、代金は大人8980円、子ども500円引き。