【JR6社のGW輸送実績】北海道など一部線区で自然災害影響も、各社横ばい以上を堅持


 JR各社は7日、今年のゴールデンウイーク(GW、4月24日~5月6日)における利用実績を公表した。自然災害の影響などにより北海道の一部路線で利用者の減少があったが、多くは前年実績から微増する傾向が目立った。曜日配列が長期連休を取得しやすい形になったことも追い風となった。


■JR北海道

 4月27日に発生した十勝地方南部を震源とする地震の影響で、在来線特急14本、快速エアポート55本が運休となる事象が発生。主要4線区(北海道新幹線、東室蘭―苫小牧、札幌―岩見沢、南千歳―トマム)における利用者数は、前年比5%減の25万人だった。

 在来線特急単体で見ると、同10%減の16万6千人。特に札幌―岩見沢間は同19%減の6万6千人と大幅に減少した。ただ、北海道新幹線(新青森―新函館北斗)は同7%増の8万4千人だった。

 駅利用では、札幌駅が前年比1%減の175万5千人とほぼ前年並みだったのに対し、新千歳空港駅は同9%増の51万9千人となった。

 ピーク日は、新幹線は新函館北斗駅着が5月2日、同駅発が5月5日。在来線は、札幌駅発が5月2日、札幌駅着が5月6日だった。
 
■JR東日本

 各新幹線・在来線特急の利用者数は、前年比5%増の515万6千人。一部の線区で大雨や強風による輸送障害が発生するも、前年を上回った。

 ピーク日は、下りが5月2日で32万9千人、上りは5月6日で31万3千人だった。

 駅利用では、新宿駅が前年比1%増の436万9千人、東京駅が同5%増の256万人、舞浜駅は同7%増の60万9千人。成田空港駅・空港第2ビル駅は、同10%増の8万4千人だった。
 
■JR東海

 東海道新幹線・在来線特急を合わせた利用者数は、前年比4%増の511万9千人だった。うち東海道新幹線は同4%増の493万2千人、在来線特急は同2%減の18万7千人。

 在来線の定期外乗車人員は、名古屋近郊が前年比6%増の373万人、静岡近郊は同3%増の133万9千人で、生活路線でも旅行需要の高まりが見られた。

 ピーク日は、新幹線は下りが5月2日で29万7千人、上りが5月6日で31万1千人。在来線は、下りが5月2日で1万2千人、上りが5月5日で1万2千人だった。
 
■JR西日本

 各新幹線・在来線特急を合わせた利用者数は、前年比5%増の325万人だった。

 山陽新幹線は、同7%増の202万6千人、北陸新幹線も同8%増の44万9千人と前年を上回った。中でも新大阪―西明石間の「のぞみ」は同10%増の151万6千人、上越妙高―糸魚川間の「はくたか」は同12%増の16万7千人と好調に推移した。

 一方の在来線特急は、前年比1%減の77万6千人と前年横ばいだった。

 ピーク日は、下りが5月2日で21万3千人、上りは5月5日で20万9千人だった。

■JR四国

 瀬戸大橋線の利用者数は、前年比1%減の30万9千人だった。一方、主要3線区計(予讃線、土讃線、高徳線)は、同1%増の13万4千人と前年を上回り、利用者の多い本州四国間の微減が全体に影響した。

 瀬戸大橋線におけるピーク日は、下りが5月2日で1万9700人(前年比13%増)、上りは5月5日で2万300人(同7%増)だった。

■JR九州

 各新幹線・在来線特急を合わせた利用者数は、前年比5%増の85万6千人だった。

 九州新幹線は、博多―熊本間が同5%増の42万8千人、熊本―鹿児島中央間は同8%増の21万2千人だった。西九州新幹線(武雄温泉―長崎)も、同6%増の11万人と好調に推移した。

 在来線特急では、長崎本線(鳥栖―江北)が前年比4%増の26万3千人、日豊本線(小倉―行橋)が同4%増の16万5千人だった。

 
 
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