【Jack高橋のユニバーサルフードとインバウンドの未来9】ムスリムの受け入れ その3 高橋敏也


 ムスリムの情報開示型の受け入れで触れた五つの項目の中で触れた「ハラールミート」についてお話ししたいと思います。よくハラールミートが仕入れられないという声を聞きますが、そんなことはありません。

 ここでも世界の常識との開きを実感します。なぜなら、世界の牛肉輸出4位のUSビーフの約10%がコーシャ、ハラール屠殺されています。オーストラリアは、牛肉輸出世界2位ですが、20%がハラール屠殺されています。ニュージーランドは、ラム肉の輸出では世界1位ですが、30%がハラール屠殺されています。ブラジルのチキンは、輸出世界1位ですが、30%がハラール屠殺されています。

 当然、世界へ輸出を考えたら全世界76億人のうち17億人イスラムがいるので、普通に屠殺するか?ハラール屠殺するか?を考えたらムスリムにも普通の方にも売れるハラール屠殺した肉の方が市場がより広くなるので当たり前と言えます。特に、中東の富裕層市場が欲しいならハラール屠殺は、当然と言えます。

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