◆Apple Business Connectについて
モバイル端末のOS、機種について、日本は圧倒的にアップル(Apple)社の端末を利用する割合が多い。2023年2月のデータでは、日本はアップル端末のシェア67.11%(次点のソニーは8.94%)。OSではiOSのシェア67.11%、Androidは32.76%と、日本人のモバイル利用についてはアップル社の端末、OSが7割近くを占めている。
全世界の機種シェアは1位がサムスンで27.38%、2位がアップルで26.98%となった。
iPhoneやiPadに搭載されているApple Mapについて、アップル社は管理プラットフォームを整備。Apple Business ConnectというプラットフォームでApple Mapに掲載する、ビジネス、施設を管理できるようになった。
最初に申し上げた通り、日本ではアップル端末のシェアが高く、Apple Mapを利用する環境が整っているといえる。
Apple Mapに登録する施設情報については、Googleビジネスプロフィールに類似しており、施設情報、画像、予約、注文フォームなどGoogleビジネスプロフィールのアップル版といえる。
※参照https://www.apple.com/jp/business/connect/
現在、Apple Mapの利用率については詳しいデータはないが、モバイル機種のシェアを見ると、Apple Mapにリーチしやすい環境が整っているので、Apple Mapでの施設情報の整備は必要といえるだろう。
特に、「予約」ボタンのリンク先や、詳細情報のウェブサイトのURLが、公式のウェブサイトではなく、海外OTAや、比較サイトのURLで登録されている施設が多く見受けられる。
まずは、Apple Mapに表示される貴施設の情報を公式の内容に修正し、管理することをお勧めする。
(コレリーアンドアトラクト代表取締役)