【観国之光 542】「飛鳥・藤原の宮都」が世界遺産に 活用と保護のバランスを 論説委員 内井高弘


構成資産の一つ、明日香村の「石舞台古墳」

構成資産の一つ、明日香村の「石舞台古墳」

 文化庁によると、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)は、奈良県橿原市、桜井市、明日香村に点在する「飛鳥・藤原の宮都」を世界文化遺産に登録するよう勧告した。登録されれば、2024年の「佐渡島の金山」以来で、国内の世界文化遺産としては22件目となる。

 7月19~29日に韓国・釜山で開かれる世界遺産委員会で正式登録される見通しだ。奈良県では「法隆寺地域の仏教建造物」「古都奈良の文化財」「紀伊山地の霊場と参詣道」に次ぐ4件目となり、国内最多となる。

 ちなみに、生態系や地形などが対象の世界自然遺産は、「知床」「屋久島」「小笠原諸島」など、国内に5件ある。

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