宿泊業界のSEO対策に必要な五つのポイントについて、前回(9月21日付)の当欄で(1)~(3)を解説したが、引き続き(4)(5)について紹介する。
ポイント(4)モバイルユーザー体験(UX)=最高のモバイルユーザー体験を提供するために必要な5項目について説明する。
(1)速い(サイトの表示速度をテストする。
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=JA)
(2)読みやすい(構造化データを実装すると、検索結果で見やすく表示される。フォントサイズを設定する。デバイスに応じて可変にする)
(3)クロスデバイス(すべてのプラットフォームで動くようにする)
(4)ローカライズ&パーソナライズ(ウェブでもアプリでも、位置情報を共有する時にも許可を求めるようにする。エラーメッセージは分かりやすくする)
(5)セキュリティ&プライバシー(HTTPSを実装する。HTTPSでないとCVRが下がる)
ポイント(5)VSO(音声検索最適化)=VSOは、「Voice Search Optimization(音声検索最適化)」の略。「Hey’Siri」「OK’Google」といったように、デバイスに呼び掛けて音声で情報を検索する時の検索最適化のこと。
VSOを考慮したSEO対策のポイントは、構造化データ対応(GoogleMAPで表示される)▽会話言葉を使う(ロングテールキーワード)▽FAQページを作成(質問に対する回答を用意する)▽Google My Business(ビジネス情報を正しく入力する)。
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最新のアルゴリズム対応ができているか、ご自身のサイトをチェックしてみてほしい。
(コレリィアンドアトラクト代表取締役)