ＫＮＴ―ＣＴホールディングスの２０１８年６月の総取扱額（グループ１４社計）は、前年同月比１．６％増の４２７億３８８７万円だった。国内旅行が３．１％減の２５６億７２４１万円、海外旅行が７．６％増の１４２億２９２８万円。外国人旅行は２９．８％増の１７億３４６２万円となった。
国内旅行の内訳は、一般団体が５．０％減（３９億９４４万円）、学生団体が２．８％増（６７億５０５７万円）。学生団体が増加するも一般団体が減少し、団体旅行合計で０．２％減（１０６億６００２万円）となった。国内企画旅行は、メイトが８．０％減の３３億４６３７万円、クラブツーリズム国内は２．９％減の８１億５１２８万円となり、合計で４．８％減の１１５億６５６１万円。国内個人旅行は減少し、５．８％減の３４億４６７７万円だった。
海外旅行の内訳は、一般団体は２３．３％増、学生団体は１７．３％減で、合計が１８．５％増の３６億９４３０万円となった。海外企画旅行は０．９％減の７１億８２８８万円、海外個人旅行は１７．２％増の３３億５２０９万円だった。
区分別に見ると、国内一般団体は企業系コンベンションや大会、会議などの取り扱いが減少した。国内学生団体は、修学旅行などの取り扱い人数が増加した。メイトは、東京方面は好調に推移したが、沖縄や関西方面が不調だった。クラブツーリズムは、バス旅行を除く国内旅行部門がプレミアムステージ、ゆったり旅、登山、ハイキングなどコンセプトやテーマを明確にした商品が好調だったが、バス旅行部門が低調に推移し、大阪北部地震による取り消しなどの影響もあり取り扱いは減少した。
